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2021年10月16日 (土)

オンライン資格確認システムの導入方法(その8)

今回はいよいよオンライン資格確認システムへの接続です。

 

小目標22: 回線認証接続

オンライン資格確認システムに接続するには、事前にお使いの回線を認証する必要があります。詳細な仕様は公開されていませんが、NTTが管理するお客様IDと回線に割り振ったIPv6アドレス紐付けして、システム利用開始時にIPv6アドレスを認証するのではないかと思われます。その紐付けのための操作が「回線認証接続」です。

回線認証接続

使うマニュアルは「オンライン資格確認等システム接続ガイド1.5版 IP-VPN接続方式」マニュアルです。

このマニュアルをオンライン資格確認端末上でダブルクリックして開いてください。Edgeで開いていることを確認してくださいね。

開いたら「3-1 回線認証接続」(P.14)を表示するまでスクロール。「接続先URL:https://www.lineauth.mnw」と表示されたリンクを踏んでください。

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今までのセットアップに問題がなければこのような画面が表示されます。あとはマニュアル通り、「希望する」ボタンを押すだけです。

20211013-15706

認証に成功すると「回線認証に成功しました。」と表示されます。表示されたら閉じちゃってください。

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これで回線認証接続の操作は完了ですが、この操作に関しては少々困ったことが起きる時があります。それは

再度、回線認証接続をする可能性があります

というのはNTTが割り振るIPv6のアドレス(厳密にはプレフィックス)が変化する可能性があるからです。

お客様IDIPv6アドレスを紐付けているのでIPv6アドレスが変化してしまうと認証できなくなるため、オンライン資格確認等システムの接続できなくなります。一切の確認業務が止まりますので、実際に発生するとかなり焦るし、原因がわかりづらいのですが、もし繋がらない時はこれを疑ってみます。

もう一度同じことをすると、変化している場合は再度、確認画面になりますので「希望する」ボタンを押して認証します。変化がなければ「回線認証済みです。」と表示されますので、接続できない原因は他ということになります。

 

ご存知のようにIPv4のアドレスは回線を繋ぐごとに変化しましたが、IPv6のアドレスはほぼ固定です。回線を繋ぎ直しても原則変化しません。ただしNTT内部での工事等で変化することがあるので完全に固定というわけではありません。

変化するタイミングはNTTの都合次第なところはあるのですが、必ず変更になる3つのタイミングがあります。

1.フレッツv6オプションの工事をした時
2.プロバイダとIPoE(IPv6での接続)の契約をして、その切り替え工事が終わった時
3.回線の種類を変更する時

この連載ではフレッツv6オプションの申し込みが済んでる前提で話を進めていますので、1のケースが発生することはありません。

2のケースは通常であればIPoE接続切り替えをプロバイダに申し込んだ後で発生しますので、事前に対応可能なはずです。ところが最近は申し出がなくてもなにかのタイミングで勝手に切り替えるプロバイダがありまして、一応、事後通知のようなメールがきたりしますが見逃しやすく、ある日突然オンライン資格確認が使えなくなるケースというのが発生してます。突然通信ができなくなった場合は最初に回線認証接続を試してみてください。

3のケースは事前に必ず申し込みをするはずですので変化することがわかっています。工事が完了したタイミングで忘れずに回線認証接続を行なってください。

確認

「回線認証に成功しました。」と表示されれば「小目標22:回線認証接続」はクリアです。

 


 

小目標23: オンライン資格確認等システムユーザ設定情報のダウンロード

申し訳ありません、本来ならこのクエストは「オンライン資格確認システムの導入方法(その4)」の「小目標9: アプリとマニュアルをダウンロードする」の次で完了しておかないといけないものでした。今のオンライン資格確認端末の設定ではインターネットに接続できませんので「オンライン資格確認等システムユーザ設定情報(通知書)」をダウンロードすることはできません。以下の操作をインターネットに接続できる他のコンピュータで行なって通知書をダウンロードし、それをオンライン資格確認端末にUSBメモリ等を使ってコピーしてください。

すでに「オンライン資格確認システムの導入方法(その4)」の「追加目標: オンライン資格確認等システムユーザ設定情報のダウンロード」をクリアしている場合は、このクエストは飛ばしてください。


オンライン資格確認等システムユーザ設定情報(通知書)」はオンライン資格確認等システムに接続するための設定情報が記載された書類です。大事な「ユーザーID」と「パスワード」が記載されています。「オンライン資格確認システムの導入方法(その2)」の「オンライン資格確認利用開始・変更申請」を済ませて数日すると医療機関等ポータルサイトからダウンロード可能となります。

医療機関等ポータルサイト

開いてすぐのページのログインボタンを押して、ログインしてください。

この画面の「通知書をダウンロードする」を押すと通知書がダウンロードされます。

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ファイル名が10桁の医療機関番号のzip形式ファイル(例1331234567.zip)がダウンロードされます。ダブルクリックして開くと

接_オンライン資格確認等システムユーザ設定情報.pdf
本_オンライン資格確認等システムユーザ設定情報.pdf

という2つのpdf書類が展開されます。「接_」は接続試験環境というテストに使うもので、「本_」は本番環境用のものです。このブログでは本番環境でのインストールをしていますので、「本_オンライン資格確認等システムユーザ設定情報.pdf」の記載内容を使ってオンライン資格確認等システムに接続していきます。

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確認

医療機関等ポータルサイトから「本_オンライン資格確認等システムユーザ設定情報.pdf」をダウンロードして内容を確認したら、「小目標23:オンライン資格確認等システムユーザ設定情報のダウンロード」はクリアです。

 


 

小目標24: オンライン資格確認システムに接続する

これでオンライン資格確認等システムに接続する準備が整いました。オンライン資格確認等システムへの接続といっても普通にホームページを開くのと変わりません。指定されたURLのページをMicrosoft Edgeで開くだけです。

接続先URL:https://hweb.oqs.onshikaku.org/web/

アドレスを手入力でいれてもいいのですが、マニュアルのリンクを踏んだ方が早いので、マニュアル「医療機関等向けセットアップ手順書(資格確認端末編)_1.17版.pdf」をダブルクリックして開いてください。「7 オンライン資格確認等システムに接続する」(P.28)までスクロールします。

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左上の本番環境というところのURLを踏んでください。

今までのクエストを正しく済ませておけば、次のような画面が表示されます。

もし表示されない場合は以下のクエストを再チェックしてください

小目標18: オンライン資格確認端末のIP設定
 「インターネットプロトコルバージョン4(TCP/IPv4)」のチェックを外してIPv4が無効化されているか
 検証 DNSサーバーでIPアドレスが表示されているか
小目標20: 電子証明書をインストールする
 電子証明書が正しくインストールされているか
小目標22: 回線認証接続
 回線認証が完了しているか(IPアドレスが勝手に変わって非認証状態になる時があります。再度確認してください)
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証明書の要求画面ですので、リストの証明書を必ずクリックして選択状態にしてから「OK」ボタンを押してください。証明書をクリックしない状態ではOKを押せません。

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この表示になれば接続完了です。

*古いマニュアルで誤って接続環境用のURLを踏んだ場合、この画面と違う色の画面になります。その場合はもう一度正しい本番環境用のURLを踏むようにしてください。

確認

オンライン資格確認等システムの初期画面が表示できれば、「小目標24:オンライン資格確認システムに接続する」はクリアです。

 


 

小目標25: サイトへのショートカットを作成する

このページをブックマークしてもいいのですが、デスクトップにショートカットを作った方が便利ですのでそれをやっていきます。マニュアルにもやり方がでていますが、間違いやすくて面倒なやり方なので、次のようにしてください。

今開いているページのURL表示の横の鍵マークをデスクトップにドラッグ&ドロップしてください。これでおしまい。とっても簡単、確実。

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ショートカットができたら、ウインドウのクローズボタンを押してEdgeを終了してサイトを閉じてしまいましょう。

閉じたらショートカットをダブルクリックしてください。「小目標24:オンライン資格確認システムに接続する」と同じように証明書選択画面になりますので、同じように操作してオンライン資格確認等システムの初期画面が表示されるのを確認してください。

確認

ショートカットがデスクトップにできて正しく機能すれば、「小目標25:サイトへのショートカットを作成する」はクリアです。

 


 

これでオンライン資格確認等システムに接続することが確認できました。次はこのシステムで必要な設定をおこなっていきます。

 


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