介護保険の情報提供書の作成と管理方法(その4)
歯科医師居宅管理指導費(歯科医師介護予防居宅管理指導費)の情報提供書の作成方法を解説してきました。
これまでの解説では、文書の宛先は作製時に入力していましたが、宛先としてのケアマネージャーや施設、主治医は通常は決まっていてあまり変更はないものです。そこで、カルテメーカーではこのような連絡先を事前に登録しておいて文書作成の時に参照できるようにしています。
この機能を使う前に事前に、連絡先の施設と人物をマスタに登録します。
登録の詳細はマニュアルをご参照ください。
最初に施設を登録して、それに所属する人物を登録していくといいでしょう。
□連絡先を登録する
カルテの介護頭書画面にすると左下にリストがあります。ここに連絡先(関係者)を登録します。
ロックを外すと
「新規」「削除」「保存」のボタンが表示されます。
「新規」ボタンを押すと新しい関係者(連絡先)が追加されます。
所属も人物もコードを入力して指定できますが、通常は「施設」プルダウンメニューと「人物」プルダウンメニューから選びます。
施設を決めていない状態で、「人物」プルダウンメニューを開くと登録済みのすべての人物が表示されます。
リストから選ぶと、人物も所属も両方共同時に設定されます。
施設を選んだ状態で、「人物」プルダウンメニューを開くと
その施設に所属している人物だけが表示されます。
文書作成時に連絡先として参照する場合は、「情報提供」のチェックボックスをチェックします。
入力が済んだら「保存」ボタンを押してリストに登録します。
介護頭書に連絡先(関係者)を登録しておいて、歯科医師居宅管理指導費をダブルクリックして開くと
送付先が入った状態で表示されます。あとは今まで通りに文書を作成しけばOKです。
連絡先が登録されていると「訪問管理」画面で患者さんを選択すると、
左下のリストに関係者がリストアップされます。送付先のFAX番号もでてきますので、印刷後、このリストを見ながらFAXを送信するといいでしょう。
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