情報パネル新機能 「基礎データ」
様々な診療情報を表示する情報パネルに新機能を追加しました。
追加された新機能は「基礎データ」
治療を行うにあたって常に注意すべき基礎疾患やアレルギー、全身状態の情報を表示、管理するためのパネルです。
歯科と糖尿病や認知症などの他の病気との関連が注目されはじめ、また、高齢化にお伴い全身疾患をかかえる高齢者の患者さんも増えてきたために作った機能です。
POMR(問題志向型診療録)の基礎データ(データベース)の中の特に「既往症」の情報を表示する機能ともいえるでしょう。
今まではカルテ画面の「備考欄」に記録するか、「付箋」に書いて表示するか、あるいはいちいち初診の「既往症」を確認したりと適当なツールがなく不便でしたが、これでいつでも参照できるようになります。
【使い方】
新しい情報パネルですので、アップデートしただけでは表示されません。最初に使うときには「情報パネル」メニューから「基礎データ」を選んでください。
大きさや表示位置を修正して見やすい場所に開きます。移動方法等は情報パネルの詳細のページ をご覧ください。
【新しい既往を追加する】
新しい既往をパネルに追加するにはタイトルバーの中の「+」ボタンを押してプルダウンメニューを表示させて、追加する既往を選びます。適当なものがなければ「一般」 を選びます。
例えば「高血圧」を選ぶと
と、このような高血圧用のダイアログが開きます。
こんな感じに入力します。「OK」を押すと、こんな風にパネルに表示されます。
現在用意されているダイアログは「一般」「高血圧」「糖尿病」「骨粗鬆症」「脳梗塞」の5個です。
一般:タイトルを自由に変えることができます。
糖尿病:血糖値、HbA1cなどの入力ができます。
骨粗鬆症:
脳梗塞:
【詳細表示・修正・削除】
パネルの各既往をクリック(ダブルクリックではありません)すると新規入力時のダイアログが表示されます。
気になった既往はこのようにクリックだけで詳細を確認できます。
内容を変更した場合は「OK」ボタンで保存します。
不要になった既往は「削除」ボタンで削除できます。
【カスタマイズ等】
今後、他の疾患も随時追加予定です。
ちなみにこのダイアログの形式はカスタマイズ可能です。詳細はまた別の機会にしますね。
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