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2017年12月の2件の記事

2017年12月27日 (水)

カルテの開き方

普通のレセコン、カルテコンでは患者番号や名前を入力してカルテを開くのが一般的ですし、それ以外の方法で開く方法はなかったりします。カルテメーカーの場合、使いやすいようにカルテを開く方法をいくつも用意してあります。

 

 

○基本的な方法

もっとも基本的な方法はファイルメニューから「患者選択」を選んで患者選択ダイアログを表示させ、患者番号、名前、よみ等で患者さんを指定し開く方法です。

⌘-O(Ctrl-O)のショートカットでも開きます。

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ちなみに、この患者選択ダイアログはツールバーやナビパレットの「患者」ボタンを押しても表示されます。

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この方法はカルテ番号で開くのが一般的かと思いますが、番号を確認するためにいちいち紙カルテや診察券をチェックしなければいけないし、少々面倒です。

 

 

○予約からダブルクリック

予約をカルテメーカーでやっているなら、予約画面の予約枠をダブルクリックして開くのが一番です。

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ダブルクリック以外では、枠をクリックして選択状態にしてツールバーの「頭書」「カルテ」「病名」ボタンを押してもカルテが開きます。この時、押したボタンの種類の画面が最初に開きますので、例えば、住所や電話番号を確認する場合は「頭書」ボタンですぐに参照できます。

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○受付画面からダブルクリック

予約は使ってないけど、受付画面は使ってるという場合は、受付画面をダブルクリックするとカルテが開きます。

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予約と同じように、開く患者さんの行を選択状態にしておいてツールバーの「頭書」「カルテ」「病名」ボタンを押しても同じようにカルテが開き、指定した画面が表示されます。

受付画面や予約画面はどの端末でも表示できますので、診療室の端末でも受付や予約画面を開いておけば簡単にカルテを開くことができます。電子保存で完全にペーパーレスで運用する場合は、これらの方法がおすすめです。

 

○以前に開いたカルテを開く

さっき診た患者さんのカルテを見たいとか。ちょっと修正する部分があった。なんて時はカルテ表示履歴からカルテを開くと便利です。

表示履歴はツールバーの「患者」ボタン横の「▼」マークをクリックするとプルダウンメニューで表示されますので、該当患者を選択してください。

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この時、開いてあるカルテとは違う患者さんをoptionキー(altキー)を押しながらクリックすると新しいウインドウでカルテが開きます。一時的に見る時に使うと便利です。

 

 

○患者一覧画面(リスト形式の患者表示)から開く

ファイルメニュー→総合情報、患者一覧で表示された患者一覧画面では、患者さんの行をダブルクリックするとカルテが開きます。

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似たような「リコール一覧」や「日計」などリスト形式で患者さんが表示されている場合は、多くの場合、ダブルクリックでカルテが開くようになってます。

予約画面と同じように、開く患者さんの行を選択して、ツールバーの「カルテ」「頭書」「病名」ボタンを押すとカルテが開いて、そのボタンに応じた画面が開きます。

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○レセプト一覧から開く

レセプト一覧画面ではダブルクリックするとレセプトのプレビュー画面になります。プレビュー画面の「カルテ参照」ボタンを押すとカルテが開きます。

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実はレセプト一覧画面から直接カルテを開くこともできます。患者一覧と同じように開きたい患者さんのレセプトを選択してツールバーから「カルテ」「頭書」「病名」ボタンを押すとカルテが開いて、そのボタンに応じた画面が開きます。

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以上、カルテの開き方でした。

 


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2017年12月24日 (日)

情報パネル新機能 「基礎データ」

様々な診療情報を表示する情報パネルに新機能を追加しました。

追加された新機能は「基礎データ

治療を行うにあたって常に注意すべき基礎疾患やアレルギー、全身状態の情報を表示、管理するためのパネルです。

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歯科と糖尿病や認知症などの他の病気との関連が注目されはじめ、また、高齢化にお伴い全身疾患をかかえる高齢者の患者さんも増えてきたために作った機能です。

POMR(問題志向型診療録)の基礎データ(データベース)の中の特に「既往症」の情報を表示する機能ともいえるでしょう。

今まではカルテ画面の「備考欄」に記録するか、「付箋」に書いて表示するか、あるいはいちいち初診の「既往症」を確認したりと適当なツールがなく不便でしたが、これでいつでも参照できるようになります。

 

【使い方】

新しい情報パネルですので、アップデートしただけでは表示されません。最初に使うときには「情報パネル」メニューから「基礎データ」を選んでください。

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大きさや表示位置を修正して見やすい場所に開きます。移動方法等は情報パネルの詳細のページ をご覧ください。

 

【新しい既往を追加する】

新しい既往をパネルに追加するにはタイトルバーの中の「+」ボタンを押してプルダウンメニューを表示させて、追加する既往を選びます。適当なものがなければ「一般」 を選びます。

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例えば「高血圧」を選ぶと

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と、このような高血圧用のダイアログが開きます。

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こんな感じに入力します。「OK」を押すと、こんな風にパネルに表示されます。

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現在用意されているダイアログは「一般」「高血圧」「糖尿病」「骨粗鬆症」「脳梗塞」の5個です。

一般:タイトルを自由に変えることができます。

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糖尿病:血糖値、HbA1cなどの入力ができます。

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骨粗鬆症:

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脳梗塞:

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【詳細表示・修正・削除】

パネルの各既往をクリック(ダブルクリックではありません)すると新規入力時のダイアログが表示されます。

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気になった既往はこのようにクリックだけで詳細を確認できます。

内容を変更した場合は「OK」ボタンで保存します。

不要になった既往は「削除」ボタンで削除できます。

 

【カスタマイズ等】

今後、他の疾患も随時追加予定です。

ちなみにこのダイアログの形式はカスタマイズ可能です。詳細はまた別の機会にしますね。

 


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