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2016年7月28日 (木)

winでカルテ印刷できない〜(泣)

v15のアルファテスト中なのですが、winでカルテ印刷ができないことが判明(泣)

Macでは大丈夫なのに何故と、昨日一日格闘していて、やっと原因を特定しました。

原因は、背景となる1号用紙、2号用紙の画像が「pict」形式だったからでした。

伝統のあるMacのクイックドロウピクチャー(pict)、ついにv15のWin版では非対応となってしまったんです。Mac版はOSでかろうじて対応しているようなので、表示できたんですね。でも残念ながらpictはMac標準の画像表示ソフトのプレビューでも表示できないフォーマットになってしまっていますので、Macでも早晩使えなくなります。

そこで、画像を作り直すことになったのですが、この元画像を作ったのは「スーパーペイント」というこれまた古いマックファンには御馴染みのソフトのなのですが、今や完全に失われたソフトです。

pictフォーマットは元祖ベクター系グラフィックフォーマットですので、うまく開くことができれば、ポストスクリプトやSVGに変換できるはずなのですが、残念ながらpictフォーマットを読むことができるグラフィックソフトがもうほとんどありません。

いろいろ試したところ、「Omni Graffle」でpictフォーマットを取りこむことができるのがわかりました。でも、残念ながらベクターデータとしては無理でビットマップに変換されて取り込まれます。ですので、このpict画像を下絵にして新しくベクター系の画像を作成することにしました。

格闘すること数時間、やっと1号紙が完成しました。

いつもはこういう背景画像は印刷用に解像度を600dpi程度に上げjpegで保存した画像を使っているのでが、今回は同じベクター系のSVGフォーマットで保存してみました。

20160728_183133

印刷してみると

Img_4621_2

なかなか良い感じ

Img_4622

細かい字も細い線も滲みもなく、これなら完璧です。

SVGいいわ!

レセプトの背景はjpegの画像を使ってるのですが、細い線が滲んで2重になったように見える部分がでちゃうんですが、SVGだと大丈夫。

4DはSVGを標準画像フォーマットとして採用しているので、そのお陰かもしれません。

今後は徐々に、レセプトの背景などもSVGに切り替えていこうと決意しました。

SVGはHTML5との相性もよいですし、今後はもっと一般的に使われてくるんじゃないかなぁ。

 


 

 

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