4ビットマイコン
大人の科学マガジンの4ビットマイコンを買ってしまいました。
GMC-4、なかなか良いネーミングです。当時のにおいが匂ってきます。
手に取って動かしてみると30年以上前の記憶が一気によみがえってきます。
オペランド、オペコード、ニーモニック、アキュムレータ、アセンブラ、
相対アドレッシング、プログラムカウンタ。。。
いつからか使わなくなったターム達。
さて、このマイコンのスペックですが、
命令長はもちろん4bit(ニブル)、1〜3ニブルの可変長命令です。命令数は32
ニーモニックはあまり好みじゃないですね。
やっぱザイログ系の感じにしてほしかったです。LD A,(Y)って感じかな。
メインメモリは48バイト!!
96ニブルですね。
内上位16ニブルはデータ領域となっており、この部分はYレジスタによる間接アドレッシングでアクセスします。
ということで実際にプログラムに使えるのは80ニブル(ステップ)ということですね。
す、少ない。。。
でも、4ビットじゃしょうがないですね。プログラムカウンタは7ビットだし。レジスタもメインメモリ上にあるという仕様ですし、ホント、ミニマムなマイコンです。
入力は16進キーボード
出力は1桁の16進LED、7bit分の2進表示LED(主にプログラムカウンタ表示)、圧電スピーカー
それ以外の外部入出力はありませんが、改造例ではLEDのドライバから出力をとって同じく大人の科学のおまけのアナログシンセサイザーのコントロールをしていました。
うーん、かつてのマイコン少年の心をわしづかみです。(^^;
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コメント
私もTK-80が欲しくて買えなかった世代です。4ビットでなく、あのコピーが10000円位で出たら買ってしまうかもしれません。(^^; 何をさせるのかは別にして...
投稿: | 2009年7月13日 (月) 23時38分
私もTK-80は買えませんでした。(;_;)
数年後にz80の同じようなキット(CRC-80)を購入したのがマイコン歴の始まりです。この本の記事でTK-80もコアにシステムを作っていったというのがありましたが、年齢もハマっていった経過もほとんど同じでした。あの頃はみんな同じ事をしていたんですよね。
投稿: kenken | 2009年7月16日 (木) 16時48分
>オペランド、オペコード、ニーモニック、アキュムレータ、アセンブラ、
なつかしい~そんな言葉もありましたな、
逆アセンブラなんか、始終やっていて、他の人の書いたプログラムを解析なんてやったなぁ、、、
投稿: turandot | 2009年7月18日 (土) 10時47分