日歯のレセコンの仕様が徐々に明らかになってきました。
開発はNTTデータ。アドバイザリーに富士ゼロックス。
開発費は一説によると20億円。
ASP方式。データセンターはNTTデータが管理運営
データセンターと歯科医院はオンデマンドVPNで接続しセキュリティを確保。
オンデマンドVPNはオンデマンドVPNルータによる方法。
オンライン送信はデータセンターから基金への直接送信(代行送信)。
費用:
登録料 50,000円
専用ルーター 15,000円
回線工事費 20,000円
月額使用料 19,800円
(内訳 センタ利用料 4,000円 ASP維持費用 8,300円 サポート 5,000円 VPN利用料2,500円)
インターネットの回線費用が別途必要
主要機能
初期設定、患者登録、診療入力、診療データ印刷(カルテ?)、窓口精算、データ入出力
口腔内診査、レセプト作成・請求、オンライン請求接続
想像していたものより、かなりしっかりしたソフトになりそう。データ管理も大手だからということはないが、わけのわからないレンタルサーバーを使ったASPとは、一線を画したものになりそう。
この位の費用をかけるならASPも悪くないだろう。運営主体が歯科医師会であるから、代行請求、代行送信が認められるという強みがありますね。実質的に送信機能を含んでいるので、追加のパソコンや送信ソフトが必要ないのも強みですね。
既存のレセコンと競合しないといいながら、カルテ印刷や口腔内診査などをさりげなくいれてくる感じが嫌らしいですが、正直最近いくつかリリースが予定されている民間のASP型のレセコンとは思いっきり競合しますね。
噂ではガイドラインが変更されて、送信用とレセコン用を同じパソコンですることも許可されるようですからレセコンに請求機能を組込んだ製品なんてのも今後リリースされるかもしれませんね。
でも、正直、日歯のレセコンのようにセンターから代行送信できるってのいうのは便利だと思うなぁ。