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2008年2月16日 (土)

受付がリニューアル

Dsc_2
先日お話したドクターキューブを受付に設置しました。
見た目だけはIT歯科医院って感じになりました。(笑)
左のiBookは以前から設置してあるカルテメーカーのクライアントです。会計と受付機能を受け持っていました。
右が新しく設置したwinマシンです。こちらにドクターキューブがインストールしてあります。予約ノートはめでたく現役引退です。20年間ご苦労様でした。

ドクターキューブは予約業務が主ですが受付機能も充実しているので、受付機能はカルテメーカーからドクターキューブ側に移行しました。

導入直後はカルテメーカー側のバグで連携が上手くいかなかったのですが、昨日必死でバグ取りをして今日からは順調に機能するようになりました。

カルテメーカーとの連携は非常に緊密になっています。良くある歯科ソフトの連携は頭書データをファイル交換等で共有するのが一般的ですが、ドクターキューブとカルテメーカーの連携はそんな簡単なレベルではありません。

両アプリケーションはTCP/IPで直接双方向通信をしてイベントを交換します。
キューブで患者さんが来院したと登録するとそれがカルテメーカー側に送信されてカルテメーカー側で来院者リストとして表示されます。
カルテメーカーでその患者さんを来院とすると、今度はカルテメーカーからキューブへそのイベントが送信されてキューブ側が治療開始時間を記録します。
さらにカルテメーカーで会計を済ますと、それもキューブ側に送信されてキューブ側で会計が済んだことが確認されます。
キューブではそれを待って予約業務に入ります。

これによって一連の流れがスムーズになり、まるで一つのアプリケーションのように動作します。
今までは患者さんが来院するとカルテを出して、患者番号をいれてカルテを開いていたのですが、キューブ側で予約リストをチェックするだけでカルテメーカー側ですぐにカルテを開くことができるようになり非常にスムーズになりました。
患者番号をいれるという行為が介在するために紙カルテが必要でしたが、今後はそれも必要なくなりそうです。ただ本格的な電子保存となると私の立場(開発者)だといろいろと難しいのです。その理由はまた後ほど。

来週からの診療が楽しみになりました。


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