2023年9月 9日 (土)

新しいオンライン請求方法(操作編)

オンライン資格確認端末でレセプトのオンライン請求ができるうようになったことで、より簡単にレセプトのオンライン請求ができるようになりました。一方、オンライン請求をした場合、原則、返戻処理もオンラインで行うことになります。 カルテメーカーは、請求も返戻処理も対応していますが、オンライン請求用端末とカルテメーカーの間に直接的な連携機能がないため、特に返戻ファイルの取り扱い等が少々面倒でした。今回のアップ...

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新しいオンライン請求方法(設定編)

オンライン資格確認端末でレセプトのオンライン請求ができるうようになったことで、より簡単にレセプトのオンライン請求ができるようになりました。一方、オンライン請求をした場合、原則、返戻処理もオンラインで行うことになります。 カルテメーカーは、請求も返戻処理も対応していますが、オンライン請求用端末とカルテメーカーの間に直接的な連携機能がないため、特に返戻ファイルの取り扱い等が少々面倒でした。今回のアップ...

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2023年7月25日 (火)

「単一建物診療患者」管理機能の解説

訪問歯科衛生指導料と介護保険の居宅療養管理指導費の算定の基準は「単一建物診療患者(単一建物居住者)」数によります。「単一建物診療患者(単一建物居住者)」とは、同一月に同一建物で診療(あるいは介護)する人です。 訪問歯科衛生指導料と居宅療養管理指導費では、月初に「単一建物診療患者(単一建物居住者)」の人数を確定し、その人数の区分の点数をその月に算定していきます。 この算定に関しては例外もあり、その制...

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2023年5月27日 (土)

オンライン資格確認 診療・薬剤情報の取得方法

カルテメーカー上で、オンライン資格確認システムから診療・薬剤情報、特定健診情報を取得する方法を解説します。   オンライン資格確認での医療情報の取り扱いと権限管理 オンライン資格確認システムでは、患者さんがマイナンバーカードで受診し、情報提供に同意した場合に「診療(手術)・薬剤情報」「特定健診情報」を取得することができます。ただし、この医療情報を取得し閲覧するには「医師、歯科医師、薬剤師」の...

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2022年11月23日 (水)

NTTスタートパック導入時のカルテメーカーの設定方法

NTTのスタートパックを利用してオンライン資格確認システムを導入した時のカルテメーカー側の設定方法を解説します。 NTTの工事の概要 工事前の状況は各医院によっていろいろでしょうが、インターネットを院内でも利用していた場合は、多くの場合以下のような接続状態になっているかと思います。 NTTの標準的な工事では、オンライン資格確認用端末を設置し、オンライン資格確認用ルータ(オン資ルータ)を使って、...

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2022年8月25日 (木)

電子処方せん 基本的な構成

電子処方せんはXML文書であって「XAdES(XML Advanced Electronic Signatures)形式」の長期署名プロファイルで電子署名を施した文書形式です。 「XAdES」フォーマットは、ETSI TS 101 903で定義されたフォーマットです。 規格書だけでは具体的なイメージがなかなか掴めなかったのですが、ONSからサンプルが提供されましたので、早速それを解析してみました...

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2022年8月12日 (金)

電子処方せん対応 4Dプラグイン開発(その3かな?)

4Dのプラグインを開発する OpenSSL、PKCS#11を使った4Dのプラグインを開発する時の備忘録 4D Plugin WizardでVisual Studioのプロジェクトを作る 4D Plugin Wizard.4DProjectを4D.exeで起動 Newボタンで新しいプロジェクトを追加、名前をつけて開く Add Theme...で新しいテーマを追加 Add Command......

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電子処方せん対応 4Dプラグイン開発

「電子処方箋対応 4Dプラグイン開発 pkcs#11、OpenSSL、電子署名、HPKIカード 導入備忘録」の続き   サンプルコードのテスト 以下のページの「サンプルコード(ZIP形式)」をクリックしてzipファイルをダウンロード やさしいHPKIMeDis サンプルのコマンドを使ってみる サンプルの中にビルド済みの実行ファイルがあるので、これを使ってみる。使い方は付属ドキュメントを参...

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忘れないうちにOpenSSLでの暗号化と復号 (その2)

前回の続き、こちらのページを参考にした。 OpenSSL で RSA 公開鍵暗号を試してみようWEB ARCH LABO 公開鍵で暗号化→秘密鍵で復号(通信等) 最初はSSL(TSL)で使われ一般的に通信の暗号化で使われる公開鍵で暗号化→秘密鍵で復号する方法をやってみる 暗号化 「openssl-rsautl」コマンドで、文章を暗号化する。「-encrypt」で暗号化を指示、...

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忘れないうちにOpenSSLでの暗号化と復号 (その1)

今回は完全に備忘録(笑)   OpenSSLで暗号の基本を復習する。 電子署名は、秘密鍵で暗号化して公開鍵で復号する SSL(TSL)は、公開鍵で暗号化して秘密鍵で復号する まずはやってみる このページを参考にした。 OpenSSL で RSA の秘密鍵を作成する方法WEB ARCH LABO   秘密鍵をつくる 「openssl genrsa」コマンドで、2024bit(253バイト)...

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2022年8月 9日 (火)

電子処方箋対応 4Dプラグイン開発 pkcs#11、OpenSSL、電子署名、HPKIカード 導入備忘録

電子処方箋の電子署名はHPKIカードでおこないます。このための処理は4Dの標準機能では当然できないのでプラグインで機能を実装しなければいけません。 HPKIカードで電子署名をするためには、pkcs#11ライブラリとOpenSSLライブラリが必要です。この記事はこれらをプラグイン開発プロジェクトの下準備のための備忘録です。 pkcs#11 暗号化トークン・インタフェース標準。暗号化トーク...

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2022年7月23日 (土)

ロジテック製オン資格機能プレインストールPCのセットアップ方法(その2)

前回の続きです。カルテメーカーとの連携方法を解説していきます。     10、連携アプリケーションのための設定 資格情報の登録 ロジテック説明書(p31〜33): 4.1 資格情報マネージャーの設定 連携アプリケーション自体はインストール済みですが、連携アプリケーションがオンライン資格確認システムに接続するために必要な2つの資格情報を登録する必要があります。一つは接続する時のアカウント(連...

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ロジテック製オン資格機能プレインストールPCのセットアップ方法(その1)

ロジテックが販売しているオンライン資格確認端末対応の専用モデル 「LB-JB18/M」のセットアップ方法を解説していきます。 このPCには、オンライン資格確認に必要なアプリや設定が事前にインストール・設定されています。まっさらなPCでセットアップする場合、私のブログで解説したように非常に手間がかかりますが、このロジテックのPCでは、顔認証端末関係のアプリ・設定以外はすべて済んでいますので、大幅にそ...

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2022年7月19日 (火)

オンライン資格確認システムの導入方法(その18)

前回で一応システム全体が完成しました。連載のその16、17で解説した方法は、院内LAN側にX線装置などの固定IP(手動設定)の機器が存在する場合でしたが、院内LAN側にカルテメーカーとプリンタ等しかなく固定IPの機器が存在しないのであればもっとシンプルにネットワークの修正ができます。次のようなステップで修正していきます。 新しく導入するブロードバンドルータの事前設定をする 設定済みのブロードバン...

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2022年7月18日 (月)

オンライン資格確認システムの導入方法(その17)

前回からの続きです。     小目標62: カルテメーカーのオンライン資格確認機能を一時的に停止する ネットワークの変更によって一時的にファイル共有ができなくなります。ファイル共有ができない状態でカルテメーカー側のオンライン資格連携機能を開始するとファイル共有部分でシステムエラーが発生してカルテメーカー自体の運用ができなくなってしまいます。そこで事前に連携機能をストップしておきます。 サーバーで...

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オンライン資格確認システムの導入方法(その16)

前回までの設定で問題なくオンライン資格確認システムは運用されていると思います。 このままの状態で運用を継続しても実際上何か問題があるわけではないのですが、セキュリティガイドラインに「レセプトコンピュータ等から資格確認端末への通信を許可し、資格確認端末からレセプトコンピュータ等への通信を拒否するためのステートフルインスペクション機能の有効化」が必要とされているので、念のためそれをしておきましょう。 ...

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2022年2月 5日 (土)

オンライン資格確認システムの導入方法(その15)

前回までの設定で、ひとまず運用できる状態になったと思います。ですがインストールしたソフトウェアはどれも少々古いバージョンですので、アップデートが必要です。オンライン資格確認等システムでは専用の自動更新アプリケーション(配信アプリケーション)で関連するアプリケーションやデータの更新を行います。今回はこのアプリケーションのインストールを中心に解説していきます。   小目標56: プロキシーサーバーの...

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2021年12月21日 (火)

オンライン資格確認システムの導入方法(その14)

ファイル共有ができれば、あとは電子カルテ側の設定になります。今回はカルテメーカーの設定例です。他のメーカーはそれぞれのメーカーにお問い合わせください。   小目標50: カルテメーカーの動作 オンライン資格確認端末とカルテメーカーの連携は、共有フォルダを通じてファイルをやりとりすることで行われます。簡単に動作を説明します。 マイナンバーカードで受診した場合 マイナンバーカードで受診した場合、「小...

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2021年11月27日 (土)

オンライン資格確認システムの導入方法(その13)

連携アプリケーションのセットアップの続きです。残っていた「共有フォルダの設定」をやっていきます。共有フォルダの設定は電子カルテと通信する手段ですので、オンライン資格確認端末PCだけのセットアップだけでなく、ネットワークの設定、電子カルテ側の設定など少々面倒な操作となります。順序よく説明していきますので、今まで通りワンステップずつ確実にこなしていってください。 全体の流れとしては 1、ネットワーク...

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2021年11月13日 (土)

オンライン資格確認システムの導入方法(その12)

  目標4: 連携アプリケーションを導入し、レセコン・電子カルテとの連携をできるようにする。 連携アプリケーションは、オンライン資格確認等システムと電子カルテ(レセコン)の間で情報の受け渡しをするアプリケーションです。 オンライン資格確認等システムを人が使うには、「オンライン資格確認システムの導入方法(その9)」で説明したようにEdgeを使ったwebアプリケーションを使います。 人の代わりにコンピ...

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