デジタルX線と組み合わせて使うと、X線画像をカルテと一体として管理することができます。ネットワークで繋がれたコンピュータならOSの違いに関わらず同じように表示されます。
カルテの画像部分をダブルクリックすると、画像が大きく表示されます。またこの画面は画像を登録したり大きさを変更するための編集画面でもあります。
表示ドロップダウンメニューを開くと、画像を渡す先のアプリケーションの一覧が表示されます。必要なアプリケーションを選ぶとそれに画像を渡します。
Macでは有名なフリーの画像分析ソフトのImageJに渡し、輝度とコントラストの調整をしているところです。
デジタルX線装置からの画像の取り込み方法をDenOptixを使ってご説明します。
書き出し（保存）先は画像パレットに指定したフォルダです。例の場合はカルテメーカーのサーバーのあるMacの画像パレットに指定したフォルダ（DENOPTIX）の中に保存してます。
画像パレットはネットワーク上の指定されたコンピュータの中の特定のフォルダの中身を表示しています。どのコンピュータからもこの同一のフォルダを見ることができるので、デジタルX線装置からは、この特定のフォルダに画像を保存することで、ネットワークで繋がった全てのコンピュータでその画像を扱うことができます。
X線画像に限らず画像は基本的にどんな処置にでも登録できますが、やはりデジタルX線画像はデンタルあるいはパノラマといったX線写真処置に登録すると管理しやすいでしょう。
画像パレットには先ほどデジタルX線装置から書き出した画像のサムネイルが表示されています。このサムネイルを今開いた画像登録画面にドラッグ＆ドロップすることで、画像が登録されます。
画像が表示されたら、取り込み完了です。左上のOKボタンを押すとカルテに登録されます。
カルテに画像が表示されます。
カルテに表示される時の画像の大きさを変更できます。画像登録画面で数字が表示されているドロップダウンリストで大きさを選びます。デンタル１枚の場合、３−４程度が見やすいかと思います。
3の場合。
8の場合。
今の場合は画像を個別に登録しました。カルテに表示する際に画像を並べて表示させることができます。
９分割。デジタルX線より、口腔内写真に向いてます。
14枚法。
画像パネルは、登録されている画像の一覧を表示しています。診療期間の区切りを示すために初診も表示されます。
各項目をダブルクリックするとこのようにサブカルテを使って画像が表示されます。
