2017年3月16日 (木)

付箋にチャット機能もつけちゃいました。

今はチャットと言っても通じないかなぁ。LINEの様な機能といったほうがいいかな(笑)

付箋の情報はネットワークで接続されたすべてのコンピュータ共有されていますので、内容を修正すると、その付箋を表示しているすべてのコンピュータにその修正が反映されます。

ということは、ユニットと受付でLINEのように通信できるわけです。

とは言っても、LINEと同じインターフェースを作り込むのは少々面倒です。だからといって付箋のままでは、誰がどこに向けて言ってるのかをわからせるように書き込むのでは、実用的ではありません。

で、思いついて作ったのがチャット機能です。

チャット機能を有効にした付箋にはチャット用のボタンが表示されます。

20170316_190507_2

 

 

□チャット機能を有効にする。

チャット機能を有効にするには付箋右上の設定アイコンをクリックして設定画面を出して、

20170316_190433

種別」を「チャット」にします。

高さ」も「可変」にして、広い付箋にしたほうが使い勝手がよいでしょう。

OK」ボタンを押すと、チャット用のボタンが表示された付箋になります。

 

 

□使い方

チャットを始めるには「」ボタンを押します。

すると

20170316_190555_2

こんな感じに、自分の端末の名前とプロンプトが表示されてカーソルが表示されますので、本文を書きます。

本文を書いたら「TAB」キーを押すと、他のコンピュータの送信されます。(TABキー忘れないでね)

20170316_190745

受付でそれを読んで返答すると、

20170316_210544

このように表示されます。新しい通信文は一番上に追加される形式です。これは4Dのスクロールの仕様の関係でそうなっています。

なお、スクロールバーは付いていませんが、マウスカーソルが付箋内にある状態で、マウスのスクロールホイールを回すか、タッチパッドを2本指でスワイプすればスクロールできます。

この受付からの通信文は、受付側で「」ボタンを押して、続けて「了解」ボタンを押し、「TAB」キーで返事をしたものです。

この状態で、ユニット1でまた「」を押すと、1行目に「ユニット1:」と表示されます。明示的に受付を送信先に指定する場合、「>受」ボタンを押すことで、

20170316_190908

このように「>受付へ」という文が入ります。

>診」は「>診療へ」、「日付」は今日の日付(2017/3/17)、「時刻」は今の時間(18:23)が入ります。

日付は通信文中に使うというより、ログとして残す場合に、日付を記録しておくという意味合いで使うことを想定しています。

」はプルダウンメニューになっていて、

20170316_190949

リストから書き込む短文を選べます。

通信を送るときの「TAB」キーを押すのを忘れないでくださいね。

 

 

今のバージョンではボタンのカスタマイズはできませんが、プルダウンメニューのカスタマイズはできます。

カスタマイズは以下の手順で行ってください。

サーバーにて

ファイルメニュー → 総合情報

リストから、「保守

マスターメニュー → 短文

99000002 チャット」 をダブルクリックして開いて修正です。

20170316_212100修正後、クライアントは再接続するとダウンロードして修正が反映されます。

 

 

通信記録はそのまま付箋の内容として残ります。通信ログとして残しておくと、カルテとは違った患者さんの動向をつかめますので、消さないでおくといいかと思います。容量的には2GBまでのテキストを保存できますので、まぁ、足りないということはありませんので、バンバン使ってくださいね。

 


 

 

歯科電子カルテシステム・カルテメーカーは月額15,000円
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2017年3月13日 (月)

電子カルテの付箋はこんなにすごい!ー検索機能を活用しようー

これまで説明してきたメモやブックマークといった付箋機能は現実の世界をシミュレートしたものですが、実は、本当にやりたかったことは別にあります。

それは「付箋の検索

googleを引き合いに出すまでもなく「検索」は世界を変えます。ってそんな大袈裟なものではないのですが(笑)

紙の付箋はカルテに貼るだけですが、電子カルテの付箋はメモ内容や他の条件で「探す」ことができます。

言葉で説明すると地味ぃ〜な機能ですが、私的にはめちゃくちゃ画期的な機能なのです。「付箋」ですから内容は自由に書き込めます。その内容を「キーワード」と考えると、好きなキーワードを設定して、それを対象に検索できるのです。

電子カルテですから、診療内容や病名での検索はできますが、いざやろうとすると結構面倒で難しいのが現状です。例えば、3mixで治療した症例を検索したいとか、前歯部のインプラントだけを検索したいとかですね。

さらに実際の臨床では、医学的な情報だけでなく、例えば、お中元をいただいたとか、だれかを紹介したとか、そういった情報を元にカルテを探したい時があります。一般的なレセコンではあらかじめこういった項目を入力するようにしておかないと検索できませんし、必要になったからといって追加されることはほぼありえません。

でも、付箋機能はそういったことが簡単にできるのです!!

う〜ん、言葉では伝わりにくいなぁ~(^_^;;
後で具体例をあげてみますね。今日はまずはその基本的な使い方を解説します。

 

 

付箋の検索するには「付箋一覧」画面を表示させます。

ファイルメニュー → 総合情報
リストから「付箋一覧」です。

 

□基本的な操作

20170312_101925

行をダブルクリックすると、その付箋が付いたカルテが開きます。ツールバーの「頭書」「カルテ」「病名」等のボタンを押すと、選択された付箋のカルテがその形式で開きます。

タイトル部分をクリックするとそのデータで順番を並び直します。

 

□検索

画面の上の部分で検索条件を設定します。

左のチェックボックスにチェックえを入れて、右側で条件を設定します。「検索」ボタンを押すと検索します。

例えば、「表示」にチェックをいれて条件を「非表示」にして「検索」を押すと

20170312_102342

このように「非表示」の付箋だけが表示されます。

今度は「内容」にチェックを入れてみましょう。内容の場合は、探す文言(キーワード)を入力します。そして、探す文言が文章と一致するか、あるいは最初か途中か最後に現れるかという条件を設定します。

例えば「お中元」を「含む」付箋を探すなら、次の画面のように設定して「検索」です。

20170312_102853

このように「お中元」という言葉を含む付箋が選ばれます。チャットの付箋には長い文章の途中にお中元という言葉が含まれています。

キーワード中にはワイルドカードの「@」(半角)が使えます。

 例えば、「お中元@2017」とすると、「お中元」と「2017」の間にどんな文字があってもヒットします。

20170312_102730

このように「お中元」で始まって、「お中元」と「2017」に間にスペースが存在する付箋が検索されました。

 

複数の条件をチェックした場合は、それらの条件は「AND(かつ)」で、結び付けられます。

条件のチェックをすべて外して検索すると最初に付箋一覧画面を表示した時と同じになります。

 

□より詳しい条件で検索

付箋一覧画面では4つの条件しか設定できませんが、もっと条件を増やして、あるいはもっと複雑な条件を設定して検索することもできます。

選択」メニューから「検索...」を選びます。

20170312_102912

検索ダイアログが開きます。

20170312_102924

このダイアログの詳しい使い方の説明は4Dのマニュアル(クエリエディタ )をご覧ください。

このダイアログを使う場合、フィールドの名前に注意してください。付箋のデータは「汎用データ」というテーブルに保存されているため、フィールド名と条件が違う名前になります。

次のように対応しています。

[汎用データ]Lp1 → 表示(表示:1 非表示:0)
[汎用データ]日付P1 → 登録日
[汎用データ]Lp2 → 登録時間(秒数)
[汎用データ]日付P2 → 修正日
[汎用データ]strP1 → タイトル
[汎用データ]strP2 → 種別
[汎用データ]textP1 → 内容

汎用データという名前からわかるようにいろいろなデータが含まれるテーブルです。付箋のデータは「[汎用データ]機能」フィールドが「付箋:付箋」のレコードです。

また、「[汎用データ]患者コード」フィールドが患者さんの識別コードになりますが、表示されている患者番号ではなく内部IDというものです。頭書の内部IDに表示されるコードです。この患者コードが10,000以下のものはシステムが内部的に使ってるデータですので、除外する必要があります。

ですので、検索時には常に

20170312_103437

この条件を付けるようにしてください。

全部の条件を「かつ」で結合する場合は、最初にこの条件を設定しても良いですが、「または」という結合を含む場合は、最後にこの条件を付けてください。

例えば、登録日を条件に検索する場合は、

20170312_103528

このような検索条件を設定して「クエリ」ボタンを押します。

20170312_103535

このように指定した「3/10」に登録された付箋が検索されます。

より複雑な検索条件も設定できるだけでなく、このクエリエディタを使うと、検索した履歴を参照したり、検索した条件を保存しておくこともできます。

毎回使うような検索条件は検索条件を保存しておくといいでしょう。

 


 

 

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2017年3月10日 (金)

付箋を使ってブックマークをしよう!!

ちょっとしたメモ書き用に付箋を使うのは今や一般的ですが、付箋の本来の使い方は「しおり」や「ブックマーク」として、本にペタペタ貼る方法ですね。

カルテメーカーの付箋にもこの機能を取り入れました。

20170310_162158_5

これは、「デンタル」と表示されている付箋のリンクアイコンをクリックした時の画面です。デンタルの付箋はこのデンタル写真にリンクされてブックマークとして機能します。

同じように

20170310_162401

これは「病名」の付箋をクリックした時の画面で、病名画面にリンクされています。

リンクアイコンは、リンクが設定された付箋の右上のところにマウスカーソルをもっていくと表示されます。

 

□リンク(ブックマーク)の設定方法

ブックマークには3種類あります。一つはカルテの表示形式に対して、2つ目は、カルテの特定の日付に対して、そして3つ目はカルテの特定の処置に対しての3つのリンクを設定できます。

 

1、カルテ画面をリンクする。

リンクを設定するには右上の設定アイコンをクリックして設定ダイアログを表示させます。

20170310_141633

ブックマークの項の「リンク」チェックボックスをチェックします。

20170310_141725

その横のポップアップメニューを押すとカルテの「表示」メニューと同じリストがでてきます。リンクさせたい画面を選んで(画像の例では病名)、「OK」ボタンで設定を保存します。

これで、このリンクを押すと病名画面が表示されるようになります。

 

2、カルテの特定の日にブックマーク

付箋をクリックした時にリンクした日付のカルテを表示させるには次のようにします。

まず、リンクする日を表示させて、その日付の適当な処置項目を選択状態にします。

20170310_142153

この例では2006/4/30を選んでいます。この状態で、設定アイコンを押して設定ダイアログを開きます。

20170310_142210

こうするとブックマークの日付の欄に選択した日付が入ります。

リンク」のチェックマークを付け、「2号用紙」を選び、「日付設定」のラジオボタンを選択します。OKボタンを押して設定を保存します。

この状態でリンクをクリックすると

20170310_142400

このように4/30日が表示されます。

日付欄は設定ダイアログで直接入力することもできます。ちなみに「00/00/00」を設定すると、2号用紙で直前に選択していた日付が選択されます。5/10を選んだ状態で、病名表示に切り替えて、付箋のリンクを押すと5/10が選択された状態で2号用紙に切り替わります。

 

3、特定の処置項目をリンクする

クリックした時に特定の処置、例えば、歯周検査とかパノラマ写真とかをブックマークする場合は次のようにします。

まずリンクする処置を選択します。

20170310_142845

この例の場合、口腔内所見を選んでいます。

この状態で、設定アイコンをクリックして設定ダイアログを表示させます。

20170310_142451

リンク」のチェックマークを付け、「2号用紙」を選び、今度は「処置設定」のラジオボタンを選択します。OKボタンを押して設定を保存します。

この状態でリンクをクリックすると

20170310_142524

今度は選択した口腔内所見が表示されます。

 

電子カルテはどうしても紙のカルテと違ってぱらぱらめくって、サッと必要なところを開くってことが不得意です。でも、このブックマーク機能をうまく使えば、大きなイベント(インプラント手術や、義歯の装着など)にブックマークを設定してすぐに見たりなんてことができるようになります。

 


 

 

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2016年12月 5日 (月)

毎月リコールする場合の算定方法と点数比較、高点数はこれだ!!

前回のこの記事、「シンプルだけど必ず結果がでるリコール方法!! 」で毎月リコールする方法を紹介しました。

では、毎月リコールする場合、どのような算定方法があり、また具体的な点数はどうなのかをみていきましょう。

 

 

3ヶ月、6ヶ月でリコールする場合

比較として、3ヶ月あるいは半年でリコールする場合です。

リコールでは口腔内のチェックとスケーリングを実施するとします。

保険診療ですので、1日では完了できません。最低でも2日が必要ですので、このような感じになります。

20161204_180702

この場合、1回のリコールでの点数は1024点です。追加で衛生士指導等が算定できますが 、それは比較のため外してあります。

 

 

再SRP(PCur)で算定する

毎月リコールする場合のもっとも基本的な方法は、再SRPを繰り返すことです。

この方法は、基金でも正式に認められている方法でもあります。

審査情報提供事例 24歯周基本治療

取り扱い

 原則として、一連の歯周病治療終了後、一時的に病状が安定した状態にある患者に対し、再度のSRPを繰り返し一定間隔で行うことを認める。

具体的には、こんな感じになります。

20161204_181721

基本検査を毎月算定しても保険ルール的にはOKなのですが、検査は日付で1ヶ月開かないと50/100算定になりますので、毎月算定するとこれより低い点数になることがあります。

1回で算定できる再SRPの本数には制限はないのですが、先ほどの審査情報提供事例では

留意事項

 同一歯に対し、短期間で繰り返し実施される場合や連月にわたり全歯に実施される場合などについては、事例ごとに判断する必要があると思われる。

となっていますので、一度に全顎をSRPすると返戻や査定の対象となります。

この例では、月に7本のSRPを実施していますが、この場合、3ヶ月で1644点で、年で平均すると3ヶ月で1578点となり、月にほぼ500点となります。

実際のSRPの本数や部位は検査の結果に依存します。SRPの適応はガイドラインでは3mm以上のポケットとなっていますので、検査時の結果をふまえて計画を策定しそれを毎月実施するようにします。

カルテメーカーではP経過パレットで検査値と実施したSRPをチェックできます。

20161204_185526

この方法でのカルテ記載で注意する点は検査時の所見と計画の記載です。簡単でもいいので、ちゃんと書いておかないと指導等では全てのSRPを認められなくなる可能性があります。

20161204_194925

 

 

SPTで算定する

4mm以上のポケットが存在する場合は、SPTで算定することも可能です。

SPT自体の算定は3ヶ月に1度ですので、SPT算定月以外は歯管だけの算定となります。

20161205_01052

この場合、3ヶ月で1286点となります。検査を基本検査にした場合は1086点になります。

点数的にはSPTで算定する場合と、3ヶ月ごとに普通にリコールする場合とほとんど変わりはありません。その割に毎月同じような処置をしているのに3ヶ月一度だけ高点数になるので、実施前に点数的な変動を説明しておかないと患者さんの不信感を招きやすいので注意が必要です。

でもSPTは、歯周外科を実施した後であれば、毎月算定できます。この場合、上記の例の一月目の906点を繰り返すことになります。この場合3ヶ月で2718点となります。

検査に関しては、必要に応じて行うとなっていますので、毎月実施しなくとも良いので906点と506点の月がでてくるような算定も可能です。一月おきに算定した場合、3ヶ月で平均して2118点となります。

個人的な感触としては、SPTでの算定は制約が大きいのと自由度が少ないのであまりお勧めできません。

ただし、ガイドライン的には、歯周外科を実施した後の歯周検査の後は再SRPはできない取り扱いになっていますので、それを厳密に守ってる県ではSPTしか選択肢がない場合もありますので、注意が必要です。

 

 

まとめ

1、3ヶ月ごとのリコール  1回につき1024点

2、再SRPで算定 3ヶ月で1578点(毎月7本SRPの場合)

3、SPT外科なし 3ヶ月で1286点

4、SPT外科後 3ヶ月で2718点(検査を減らした場合、2118点)

毎月リコールする場合の点数は上記のような感じになります。これ以外の点数としては衛生士指導や義歯指導等を毎月算定可能です。

衛生士指導を算定する場合は、時間に十分に注意しましょう。指導の時間が15分以上と決められていますし、実施時刻も残りますので、指導をしてかつ処置をする時間を考慮して算定しないと指導等の場面で困ることがおきます。時間的にタイトな場合はあえて算定しない工夫も必要です。

 


 

 

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2016年8月11日 (木)

処置セットの修正方法

処置セットは入力の要です。標準のセットで多くの場合は大丈夫ですが、医院の診療形態によっては修正した方が効率的な場合があります。その場合の修正方法を解説します。

処理はサーバーで行います。クライアントは再接続すると更新されます。

ファイルメニュー → 「総合情報」

リストから「保守」を選択

マスターメニュー → 「処置セット」

と操作してこの画面を出します。

20160811_160215

修正したい処置セットをダブルクリックしすると、この画面が表示されます。

20160811_160220

処置の追加

処置を追加するには次のようにします。

挿入する行をクリックして選びます。(ハイライトになってる行の手前に挿入されます。なにも選ばない場合は最後に追加されます。)

「+」ボタンを押します。

表示されたダイアログで追加する処置を選びます。

20160811_160415

上のリストで追加する処置をダブルクリックすると下のリストに入ります。下のリストにある処置が追加されます。複数の処置を選ぶことができます。

選んだら「OK」ボタンを押します。

20160811_162920

このように処置が追加されます。

修正が終わったら、右上の「OK」ボタンを押して保存します。


処置の削除

削除する行を選択してください。

 シフトキーを押しながら選択すると範囲で選択できます。
コマンド(Ctrl)キーを押しながら選択すると複数選択できます。

「ー」ボタンを押すと削除されます。

20160811_161018

 

処置の移動(順序の変更)

移動する処置をドラッグ&ドロップして好きな位置に移動します。

 

 

処置のコピー&ペースト

コピーする行を選択します。

「コピー」ボタンを押します。

ペーストする行を選択します。

「ペースト」ボタンを押します。

コピーされた処置が挿入されます。上書きではありません。他の処置セットにもペーストできます。

 

自動選択の設定

リストの左の「選」のところをクリックしてチェックマークをつけると自動選択の処置となります。

20160811_160444_2

編集が終わったら、右上の「OK」ボタンを押して保存してください。

再起動すると有効になります。クライアントは再接続すると有効になります。

 


 

 

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2016年7月29日 (金)

同時に2つの病名の付け方と、ついでに切開のカルテの書き方

ユーザーの先生から、P急発の時、GAがないのでということで返戻があったケースで、「P急発」と「GA」を同時につける簡単な方法はないのでしょうかという質問受けました。

「P急発」病名だけで切開(消炎処置)が算定できるかどうかは、地域によって解釈が揺れていますので、どちらが正解とはいえません。今回は、2つの病名を同時に着ける方法と、ついでに切開の時のカルテ記載の注意ポイントをご紹介します。

 


 

では、早速、カルテメーカーでの入力方法を解説していきます。

最初のポイントは、通常の標準病名のプルダウンメニューからではなく「新規病名」で入力を開始するところです。

20160729_154350

ボタンを押すと新規入力ダイアログが開きます。

20160729_154411

次のポイントは、「P急発」を選んだ後で、「登録」ではなく「追加登録」ボタンを押すところです。

このボタンの場合、病名がない同じ画面に変わりますので、そのまま追加の病名をいれます。

「歯肉膿瘍(GA)」を選んで、今度はいつもと同じ「登録」ボタンを押します。

20160729_154428

すると、

20160729_154435

このように、2つの病名が新規に登録されて、なおかつ、両方が同時に選択された状態になります。「入力」ボタン、あるいは「セット入力」タブで入力画面に変えます。

もちろん、前の新規病名画面で「登録」でなく「入力へ」ボタンを押せば、この画面をパスして2つの新規病名が選択された状態で入力画面に変わります。

20160729_154520

「切開」のセット画面ですが、このように病名欄が「P急発、歯肉膿瘍」となって2つの病名が同時に選択されています。

20160729_154542

入力が終わった画面です。ちょっと見にくいですが、プロブレム欄には2つの病名が表示されます。レセプトにすると、

20160729_155501

はい、このように2つの病名が併記されて病名欄に載ってきます。

 

 

 

さて、今入力したカルテですが、残念ながらこのままでは新規指導等では切開が査定されてしまいます。

それでは、そうならないためのポイントをチェックしましょう。

20160729_155406_2

チェックポイント①

P急発の経過や症状を必ず記載します。
このように、SOAP形式で記載すると、よりわかりやすいカルテになります。

 

チェックポイント②

切開の場合、切開の位置や長さ等を必ず記載します。図でもOKです。また切開した時の排膿や出血の状況も記載します。

この2つのポイントは、切開(消炎手術)の算定要件となっていますので、この記載がない場合は切開は必ず査定されてしまいます。

〔留意事項〕
本区分の算定に当たっては手術部位、症状及び手術内容の要点を診療録に記載する。

 

チェックポイント③

これは必須ではないですが、POMR(問題志向型診療録)としてカルテを整備する場合は、患者さんに説明した内容もカルテに記載します。

以上、切開の時のカルテのチェックポイントでした。

 


 

 

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2016年7月 8日 (金)

Brの支台形成を別々に行う場合の入力方法

ユーザーの先生からのご質問で、上(3)(2)1|1(2)(3)Brで日を異にして支台歯形成した場合の入力方法を教えて欲しいというのがありました。

1日で形成印象までする場合は単純にBrの形成セット、印象セットを使えばよいのですが、 左上(2)(3)を先に形成して次の日に残りと全体の印象を行う場合、ちょっとしたテクニックを使うことで簡単に入力できます。ではその方法を解説していきましょう。

では、支台歯の1本は先行して根治をしていて、残りはCの状態でBrを作成していく状況とします。

現在のカルテは

20160708_205609

こうなっています。左上2番の根治が終了した状態です。

次回からBrの形成をする予定です。

次回の入力をはじめます。通常通り「来院」ボタンで入力を開始します。

病名は、残りの支台歯は「C2」とします。

20160708_211717

続けてBrの病名をいれます。

20160708_211744_2

入力後、以前からあるPer、そして今回いれたC2とBr病名の3つを選びます。同時に複数の病名を選ぶには、コマンド(Ctrl)キーを押したままリストをクリックします。

20160708_211802

この状態で、「セット入力」のタブを押してセット入力画面にします。

補診」を入力するため、「再診時標準」セットを選び、「補診」を入力します。

20160708_211826

左上の2番にファイバーコアをいれます。

この場合は、左上2番Perの病名だけを選んで入力していきます。

20160708_211921

 

 

さて、ここからが今日のメインです。

 

この日は、このコアを築造した歯を含めて左上の2、3番の形成をしました。この場合、病名を個々に選ぶのではなく、部位を先に指定します。

このように

20160708_211948

部位だけを指定した状態で、「セット入力」のタブを押します。

するとこのような病名選択ダイアログが表示されます。

20160708_212005

左上2、3番に関連する病名がすべて選ばれた状態になっています。P病名はBrの作成には必要ありませんので、下のリストの「P1」病名をクリックします。

20160708_212013

するとこのように「P1」病名は対象からはずされます。「OK」を押して入力を継続します。

セット入力画面になりますので「Br形成」セットを選びます。

20160708_212039

このように左上2、3番の形成が選択された状態になります。

左上3番が失活歯の場合、選択されている生PZをクリックすると

20160708_212056

このように失PZに変わります。「OK」ボタンでカルテの記入します。

20160708_212312

次の日に反対側の形成と全体の印象となります。

また「来院」ボタンからはじめます。

反対側も同じですね。今度は右上の2、3番を指定した状態で

20160708_212134

セット入力」すると同じような病名選択ダイアログがでるので同じようにP病名をクリックして外します。

20160708_212146

で、「OK」ボタンでセット入力画面に変わります。

20160708_212206

今度は生PZなので「浸麻」を算定します。

形成が終わったので印象バイトです。今の状態は右上2、3番だけが選ばれている状態なので今度はBr全体を指定します。

部位を変えますので、右下の「登録 他へ」ボタンを押します。

20160708_221609_2

今度はBr全体の病名ですので、通常通り、Br病名と他の支台歯の病名をコマンド(Ctrl)キーを押しながらクリックして複数の病名を選択します。

20160708_212238

セット入力画面に切り替えて、「Br印象」セットを選びます。

20160708_212253

登録」ボタンでカルテに入力します。

20160708_212330

はい、このようにBrの印象まで入力されました。

次のBrの装着は、通常通りです。「来院」ボタンをいれ、先程と同じように病名を選び

20160708_212356

セット入力画面に切り替えて「Br装着」セットを選びます。

20160708_212408

カルテの登録して

20160708_212419

完了です。

 

 

今回の大事な点は部位だけを選んだ状態で、後で病名を選択していく方法です。全体を選んでセットの部位指定で部位を絞る方法もありますが、Brの形成の場合、上記の方法が簡単で効率的です。

お試しください。

 

 

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2016年7月 5日 (火)

保険証の登録・管理方法

保険証の登録はレセコンの基本ですが、実務ではいろんな事があって混乱しやすいところでもあります。そのあたりを整理して解説したいと思います。

 

 

カルテメーカーでは月の途中で保険証が変更になった時に自動的に2枚のレセプトが発行できるように保険証の履歴管理をしています。

頭書きの保険証の下の4つのボタンの中の「履歴」ボタンを押して登録済みの保険証を確認できます。

20160705_182127

20160705_182142

この患者さんの場合、1枚だけ登録されています。

保険証の管理は基本的にこの4つのボタンを使って行います。

 

 

 

ケース1 保険証の登録内容に間違いがあった時

例えば記号番号に間違いをみつけた場合などは「修正」ボタンを押します。ボタンを押すと保険証修正ダイアログが開きます。

20160705_182204

番号を修正します。修正後は右上の「OK」ボタンを押して登録します。

 

 

 

 

ケース2 保険証が変わった場合

国保から社保に変わって保険証が変わったなどの場合は、新規の保険証として登録します。この場合は「新規」のボタンを押します。

ボタンを押すと新規保険証ダイアログが開きます。

20160705_182411

新しい保険証の情報を入力していきます。

20160705_182921

保険証が変更になった時に特に注意するのが「更新日」です。

カルテメーカーはこの「更新日」を元に保険証の変更を計算します。新規で登録をはじめた場合、最初の値は当日の日付になっています。でも、患者さんが保険証を持参する時は多くの場合その当日じゃなくて、変更した後だったり、逆に変更の前だったりします。

ですので、保険証の交付日や有効日を確認して変更になった日付を確認してその日付を入力してください。

特に前期高齢者から後期高齢者になった場合、誕生日を境に切り替わりますので診療期間中に変更になる場合、十分に注意して日付を確認してください。

新しい保険証を登録して履歴を表示すると

20160705_182912

こんな感じに2枚の保険証が登録されたことが確認できます。

この場合、2016/7/15日から社保に切り替わります。

カルテで確認してみると、

20160705_182714

7/5日では国保ですが、

20160705_182717

7/19日では社保になっています。

この状態で7月分のレセプトを発行すると

20160705_182846

このように2枚のレセプトが自動的に発行されます。

20160705_182830

こちらは国保分のプレビューで5日の分が請求されています。

20160705_182813

こちらは社保分のプレビューで、19日の分が請求されています。このように更新日を境に2枚のレセプトが自動的に発行されます。

 

 

 

ケース3 間違って新規に登録してしまった場合

上記の例で、社保の保険証が間違いで切り替わっていなかった時などです。

この場合、まず「履歴」ボタンを押して履歴を表示します。

20160705_182912_2

間違って登録した7/15日の行をダブルクリックすると保険証の修正画面になります。

20160705_182921_2

右上のゴミ箱アイコンのボタンが削除ボタンですのでこれを押すと、

20160705_183120

確認ダイアログがでるので削除ボタンを押して削除します。

保険証履歴を確認すると

20160705_183130

削除されています。

レセプトを集計すると国保のままのレセプトが集計されます。

なお、保険証の登録、修正、削除をした場合に一部負担金が変更になる場合がありますが、その場合、一部負担金の額は自動的に再計算されます。

変更になった一部負担金の差額は次回の会計時に「調整額」として計上されますので、必ず清算するようにしましょう。

 

 

 

ケース4 保険者はそのままで公費の保険証が追加された場合。

この場合も新規の保険証を登録します。ケース2と同じように「新規」ボタンを押して新規保険証ダイアログが表示されたら、

20160705_182411_2

保険者に変更が無いので、「旧保険証をコピー」を押してください。これで古い保険証の登録内容がそのままコピーされます。

そして新たに適用となった公費の負担者番号や受給者番号、それ以外の必要な項目を入力します。

20160705_183338

「更新日」にも注意してください。多くの公費は月初めに変更になりますが、場合によっては月の途中からという場合もあります。

登録すると履歴は

20160705_183346

このように公費分がある新規の保険証が登録されています。

カルテをみると

20160705_183425

このように7月からは公費になって一部負担金の額が変わっています。

レセプトを発行すると

20160705_183505

公費になって、プレビューでも

20160705_183450_2

公費になっています。

この保険者が変わらないというパターンは、このように公費が追加される場合だけでなく、

  • 逆に乳幼児の公費のように公費がなくなる場合
  • 前期高齢者になる場合
  • 保険者の再編等で記号番号が変更になる場合
  • 高額療養費の所得区分が変更になる場合
  • 災害時の一部負担金の免除等が変更になる場合
  • 本人、家族の区分が変更になる場合

など、基本的に間違いの訂正以外でなんらかの変更が保険証にある場合は、必ず新規の保険証で登録するようにします。

以上、保険証の管理方法でした。この登録方法さえ間違わなければあとの一部負担金の計算やレセプトの作成はカルテメーカーが自動的に処理しますのでお任せ下さい。

 

 

カルテメーカーについてはカルテメーカー・ホームページまで。
カルテメーカーを実際に動かしてみたいときは評価版をダウンロードできます。
 
 
 
 

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2016年6月 9日 (木)

歯周初期治療の算定方法の必勝パターン(再SRP、再SCの算定法を攻略する!!)

久しぶりにレセプトの内容に係る返戻、返戻理由は

「SRP再治療とSC再治療の算定について」

再SRPと再SCが同一ステージで算定されているからダメっていう理由です。
ブロックごとに検査の評価が異なるのだから混在してても問題はないのではないかと思い基金に電話してみました。たまたま審査の先生がいらしゃったようで直接お話をすることに

私)ブロックが違うからOKでしょ
審)一口腔単位だから、混在はありえません。再SRPか再SCのどちらか一方だけです。やったとしても算定できません。
私)一口腔単位だなんでどこにも書いてない。
審)ガイドラインの図を見てください。歯周外科とSRPは同時に矢印が2本あるから混在可能です。でも歯周基本治療は矢印が一本だけだから一口腔単位です。
私)えっ、でも医学的には評価が違えば処置は異なるでしょ。
審)臨床では医学的な判断としてあり得ますが、ガイドラインでは認められません。ルールです。
審)検査した後で、再SCか再SRPのどちらかで算定してください。
私)どちらでも? じゃSRPをやった後で再SCを算定していいの? ガイドラインでは矢印書いてなくて不可となってるけど。
審)はい、行ってそして算定して大丈夫です!!ガイドラインより医学的な判断が優先されます!
私)ファ?!

 

まぁアレですね。審査機関とのやりとりとしては通常運転です。ハイ

そんなわけで、戦意喪失した私は無駄な抵抗はやめて、じゃ、基金としてはどうやればいいのと素直に聞いてみました。

今日はその結果の報告です。

 

 

では先ず今回のお話の発端を図にしてみました。

返戻になった算定パターンはこんな感じです。

パターン1

7〜43〜34〜7
SC SC SC
歯周検査
SRP
歯周検査
再SRP 再SC

再SRPと再SCが同じステージ(検査と検査の間に期間)に発生してます。

話題になったガイドラインの図はこれです。

20160609_215004_2

歯周基本治療の部分の流れが一つだから一口腔単位という説明。でもこれってガイドラインの本文見ても、一口腔単位なんて一言も書いてないんですよねぇ。

まぁ、それはこの際置いといて、基金が認めるパターンはこの2つのどちらか

パターン2-A

7〜43〜34〜7
SC SC SC
歯周検査
SRP
歯周検査
再SRP 再SC

パターン2-B

7〜43〜34〜7
SC SC SC
歯周検査
SRP
歯周検査
再SRP 再SC

同じステージでは、どちらか一方だけしか認めないというものです。

実際、この解釈の県がほとんどのようです。(件の先生は全国どこでもそうだと断言していましたが)でも、一部あるいは審査の先生の判断でブロックごとでも認める場合もあるようです。

このあたりは相変わらずダブルスタンダードというかグレーゾーンが広がってるというか、どうにもスッキリしないところですが、元々の文言が論理的じゃないからしょうがないんですよね。ほんと。

 

そして、ガイドラインを無視して基金が認めるのが次のパターン

パターン3

7〜43〜34〜7
SC SC SC
歯周検査
SRP
歯周検査
再SRP
歯周検査
再SC 再SC 再SC

再SRPの後で、再SCをしても良いというパターンです。

ガイドラインでは

20160609_215919

というように歯周検査3をした後ではスケーリングに戻れません。

でも基金がOKというのですから、少なくとも東京都ではこの方法で請求できます。

 

 

東京ではOKということですが、当然にように、ダメって解釈している県も実は結構あるようです。

この場合、一度でもSRPを算定したら再SCはどの部位に対しても以後すべて算定不可となり、再SCはよくて返戻、通常は査定で対応ということになります。

これも一口腔単位だからというのが解釈の基本になってるからこうなるのはわかるけど...釈然としません。

パターン4

7〜43〜34〜7
SC SC SC
歯周検査
SRP
歯周検査
再SC 再SC

 

 

また、一口腔単位ということから、一部のブロックがSCだけで終わっていて他の部位が再SRPまで進んでしまった場合で、そのSCでけで終わっていた部分をSRPした場合ですが、この場合、次のパターンのように

パターン5

7〜43〜34〜7
SC SC SC
歯周検査
SRP
歯周検査
再SRP SRP 再SRP

SRPの初回は算定できなくて、再SRPからの算定になるとのことで、SRPと再SRPが同一ステージでは出てこないということがここでも徹底されています。

でも、これは点数表の注意事項とその区分の留意事項に反しているんですよね。

 

注2 同一部位に2回以上同一の区分に係る歯周基本治療を行った場合、2回目以降 の費用は、所定点数(1については、注1の加算を含む。)の100分の50に相当す る点数により算定する。

まぁ、これもルールですから、しょうがないです。ハァ...

 

 

でも実はこのパターン、ある県ではもっと過酷な対応をするところがありまして、

検査と検査の間に処置が無いと治癒したことになり、以後の一切のP関係の処置が不可能になる。

こんなパターンです。

パターン5

7〜43〜34〜7
SC SC SC
歯周検査
SRP
歯周検査
再SRP 治癒 治癒
歯周検査
再SRP 再SRP 再SRP

恐ろし過ぎます。

さらにこれには続きがあって、返戻が数年分経過したうえで、さらに一度に大量に行われるという...

完全にイジメです。

このような形式で審査されている県は、とにかく気をつけてください。

 

以上をまとめると、歯周基本治療を繰り返す場合は

  • 同一ステージでは必ず同じ処置だけに統一する。
  • SRPの後の検査が済んだあとは、すべて再SRPで算定する。
  • SRPの後では、基本的に再SCは算定しない。

そしてこれが必勝パターン

7〜43〜34〜7
SC SC SC
歯周検査
SRP SRP
歯周検査
再SRP 再SRP
歯周検査
再SRP 再SRP

 このパターンでいく限り、返戻はないはずです。

でも同じパターンを多くの患者さんに繰り返していると傾向治療だって文句言われるんですよねぇ。困ったもんだ。

なお、このパターンはあくまでもレセプト上のお話で、カルテ上はもっと気をつけないといけない事があります。傾向治療と言わせないためにも、このパターンで大丈夫なカルテ記載というのがあります。

長くなりましたので、それはまたの機会ということでお楽しみに!

 

*あっ、SRPとPCurは混在可能ですので、上記パターンのSRPはPCurと読み替えてもOKです。念のため

 

 

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2016年6月 3日 (金)

歯が自然脱落した場合の入力方法(P病名の部位の変更)

ユーザーの先生から

「歯が自然脱落した場合のP病名の部位の変更はどうしたらよいのでしょう?」

という質問がありました。

このような場合、カルテメーカーをレセコンとして利用している(カルテの作成には利用していない)場合は、特に部位の変更は必要ありません。

例えば、

20160603_112815

初診時にこのような病名で治療中の場合で自然脱落があるケースです。

自然脱落する前の月(5月診療分)のレセプトは

20160603_143857

こんな病名となります。

6月になって左上の7番が脱落した場合、

7番をP病名で選択してコメント入力から摘要の「自然脱落」を入力します。

20160603_144048

摘要を入力したカルテはこうなります。

20160603_154958

この摘要をいれると、摘要欄に「自然脱落」と表示されると同時に抜歯と同じように残存歯の状態が変化します。

 

 

6月のレセプトでは、病名はこうなって

20160603_144143

摘要に

20160603_144201

と表示されます。

病名には左上7番がそのまま表示されていますが、これは脱落した時点ではPの対象であるからです。

このまま病名を変更しないままでも翌月(7月診療分)では7番がなくなります。

20160603_144252

このように自動的に欠損状態が反映されてレセプト上はP病名の部位が自動的に変更されます。

 

 

これはこれで便利なのですがカルテ上はP病名に変化がないので、指導等に対してはあまり良くありません。

では指導にも耐えるようなカルテの場合の入力方法です。

 

6月の頭の状態で病名がこのような場合

20160603_152731

脱落した歯のP病名は脱落がわかった時点で終了となります。終了という転帰はないので「治癒」と登録したいところです。それにはまず、その歯だけを元の病名の部位から独立させないといけません。
左上7番が脱落したので3行名の病名P2を修正します。

登録済みのP病名から1歯だけ独立させるには「病名分離」を使います。

病名画面に切り替えて、分離する元の病名P2を選択した状態で、「病名編集」メニューから「病名分離」を選び実行します。

20160603_152847

するとこんなダイアログが開きますので

20160603_152903

左上7番を選んで「OK」ボタンを押します。

20160603_152938

こうなってP2が2つに分かれました。

左上7番を選択して処置を入力していきます。

20160603_153000

まずはSOAPの入力

20160603_153542

続けて、先程と同じように摘要の入力

20160603_153606

そして、続けて施した処置の入力

20160603_153628

で、保存するとカルテは

20160603_153656

そして7番は治癒にしたいので、病名一覧からP2を治癒にします。

20160603_153729

情報パネルを使っているのでしたら「プロブロレム」のパネルで、P2を選択状態にして「治癒」ボタンを押すことでも治癒にできます。

20160603_153716

で、こうなります。

20160603_153810

カルテの病名を印字すると

 

Img_20160603_0002_2

元のP2は線で見え消しになって、修正後のP2が追加されます。

 

 これでカルテとしても完璧です。

 

 

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