2017年12月27日 (水)

カルテの開き方

普通のレセコン、カルテコンでは患者番号や名前を入力してカルテを開くのが一般的ですし、それ以外の方法で開く方法はなかったりします。カルテメーカーの場合、使いやすいようにカルテを開く方法をいくつも用意してあります。

 

 

○基本的な方法

もっとも基本的な方法はファイルメニューから「患者選択」を選んで患者選択ダイアログを表示させ、患者番号、名前、よみ等で患者さんを指定し開く方法です。

⌘-O(Ctrl-O)のショートカットでも開きます。

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20171226_232918

ちなみに、この患者選択ダイアログはツールバーやナビパレットの「患者」ボタンを押しても表示されます。

20171226_234559

20171226_234628

この方法はカルテ番号で開くのが一般的かと思いますが、番号を確認するためにいちいち紙カルテや診察券をチェックしなければいけないし、少々面倒です。

 

 

○予約からダブルクリック

予約をカルテメーカーでやっているなら、予約画面の予約枠をダブルクリックして開くのが一番です。

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ダブルクリック以外では、枠をクリックして選択状態にしてツールバーの「頭書」「カルテ」「病名」ボタンを押してもカルテが開きます。この時、押したボタンの種類の画面が最初に開きますので、例えば、住所や電話番号を確認する場合は「頭書」ボタンですぐに参照できます。

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○受付画面からダブルクリック

予約は使ってないけど、受付画面は使ってるという場合は、受付画面をダブルクリックするとカルテが開きます。

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予約と同じように、開く患者さんの行を選択状態にしておいてツールバーの「頭書」「カルテ」「病名」ボタンを押しても同じようにカルテが開き、指定した画面が表示されます。

受付画面や予約画面はどの端末でも表示できますので、診療室の端末でも受付や予約画面を開いておけば簡単にカルテを開くことができます。電子保存で完全にペーパーレスで運用する場合は、これらの方法がおすすめです。

 

○以前に開いたカルテを開く

さっき診た患者さんのカルテを見たいとか。ちょっと修正する部分があった。なんて時はカルテ表示履歴からカルテを開くと便利です。

表示履歴はツールバーの「患者」ボタン横の「▼」マークをクリックするとプルダウンメニューで表示されますので、該当患者を選択してください。

20171226_233004

この時、開いてあるカルテとは違う患者さんをoptionキー(altキー)を押しながらクリックすると新しいウインドウでカルテが開きます。一時的に見る時に使うと便利です。

 

 

○患者一覧画面(リスト形式の患者表示)から開く

ファイルメニュー→総合情報、患者一覧で表示された患者一覧画面では、患者さんの行をダブルクリックするとカルテが開きます。

20171226_233334

似たような「リコール一覧」や「日計」などリスト形式で患者さんが表示されている場合は、多くの場合、ダブルクリックでカルテが開くようになってます。

予約画面と同じように、開く患者さんの行を選択して、ツールバーの「カルテ」「頭書」「病名」ボタンを押すとカルテが開いて、そのボタンに応じた画面が開きます。

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○レセプト一覧から開く

レセプト一覧画面ではダブルクリックするとレセプトのプレビュー画面になります。プレビュー画面の「カルテ参照」ボタンを押すとカルテが開きます。

20171227_125104

 

実はレセプト一覧画面から直接カルテを開くこともできます。患者一覧と同じように開きたい患者さんのレセプトを選択してツールバーから「カルテ」「頭書」「病名」ボタンを押すとカルテが開いて、そのボタンに応じた画面が開きます。

20171226_233211

 

以上、カルテの開き方でした。

 


歯科電子カルテシステム・カルテメーカーは月額15,000円

MacとWinの両方で利用可能、介護保険対応にも対応してます。

カルテメーカーの詳細はカルテメーカー・ホームページまで。
カルテメーカーを実際に動かしてみたいときは評価版をダウンロードできます。

 

 

 

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2017年12月24日 (日)

情報パネル新機能 「基礎データ」

様々な診療情報を表示する情報パネルに新機能を追加しました。

追加された新機能は「基礎データ

治療を行うにあたって常に注意すべき基礎疾患やアレルギー、全身状態の情報を表示、管理するためのパネルです。

20171224_00104_3

歯科と糖尿病や認知症などの他の病気との関連が注目されはじめ、また、高齢化にお伴い全身疾患をかかえる高齢者の患者さんも増えてきたために作った機能です。

POMR(問題志向型診療録)の基礎データ(データベース)の中の特に「既往症」の情報を表示する機能ともいえるでしょう。

今まではカルテ画面の「備考欄」に記録するか、「付箋」に書いて表示するか、あるいはいちいち初診の「既往症」を確認したりと適当なツールがなく不便でしたが、これでいつでも参照できるようになります。

 

【使い方】

新しい情報パネルですので、アップデートしただけでは表示されません。最初に使うときには「情報パネル」メニューから「基礎データ」を選んでください。

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大きさや表示位置を修正して見やすい場所に開きます。移動方法等は情報パネルの詳細のページ をご覧ください。

 

【新しい既往を追加する】

新しい既往をパネルに追加するにはタイトルバーの中の「+」ボタンを押してプルダウンメニューを表示させて、追加する既往を選びます。適当なものがなければ「一般」 を選びます。

20171223_235657

例えば「高血圧」を選ぶと

20171223_235728

と、このような高血圧用のダイアログが開きます。

20171223_235651

こんな感じに入力します。「OK」を押すと、こんな風にパネルに表示されます。

20171223_235647

現在用意されているダイアログは「一般」「高血圧」「糖尿病」「骨粗鬆症」「脳梗塞」の5個です。

一般:タイトルを自由に変えることができます。

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糖尿病:血糖値、HbA1cなどの入力ができます。

20171224_11852

骨粗鬆症:

20171224_11857

脳梗塞:

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【詳細表示・修正・削除】

パネルの各既往をクリック(ダブルクリックではありません)すると新規入力時のダイアログが表示されます。

20171224_12652

気になった既往はこのようにクリックだけで詳細を確認できます。

内容を変更した場合は「OK」ボタンで保存します。

不要になった既往は「削除」ボタンで削除できます。

 

【カスタマイズ等】

今後、他の疾患も随時追加予定です。

ちなみにこのダイアログの形式はカスタマイズ可能です。詳細はまた別の機会にしますね。

 


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2017年7月 8日 (土)

4D オブジェクトまとめ

4D v16R4でオブジェクト(JSON)をドット式(オブジェクト記法)でアクセスできるようになりました。これでオブジェクトを本格的に使うためのツールが揃った感じです。

でも、4Dのオブジェクトは少々扱いが変わっていまして通常の数値やテキストとは違っています。

オブジェクト型を理解する。

この記事のようにオブジェクトは基本、参照型のデータですので振る舞いが違っています。そこで、それをまとめてみました。上記記事も内容が古く、一部間違っていますので、それも訂正しつつまとめます。

なおv15.4の場合の動作です。

 

 

○オブジェクトの初期化

v16R4ではNew Objectというコマンドが導入されて明示的にオブジェクトのインスタンスを作成できますが、v15では少々微妙です。

C_OBJECT($obj)

で、オブジェクト型の変数を宣言できますが、この状態ではインスタンスはありません。

OB SET($obj;"abc";111)

で、インスタンスができます。また、

$obj:=JSON Parse("{\"abc\":111}")

でも、インスタンスができます。

CLEAR VARIABLE($obj)

で、インスタンスはなくなり未定義となります。

$obj:=JSON Parse("{}")

では、空のオブジェクトのインスタンスができます。

 

 

○オブジェクトは参照

オブジェクトは参照ですので、変数に代入した場合、インスタンスが渡されるのではなくインスタンスへの参照が渡されます。

OB SET($obj;"abc";111)
$ObjB := $obj
OB SET(&obj;"abc";222)

とすると、$objも$ObjBも同じインスタンスを指しているので、{"abc":222}というオブジェクトになります。もちろん

OB SET($obj;"abc";111)
$ObjB := $obj
OB SET(&ObjB;"abc";222)

としても結果は同じです。

OB SET($obj;"abc";111)
$ObjB := $obj
$objK:=$ObjB
OB SET(&ObjB;"abc";222)

とすると、$objも$ObjBも$objKも3つとも同じになります。

別のインスタンスとして扱うには

OB SET($obj;"abc";111)
$ObjB := OB Copy($obj)
OB SET(&obj;"abc";222)
   // $obj {"abc":222}
  // $ObjB {"abc":111}

と書いてインスタンスを明示的にコピーします。

変数は配列の要素でも同じです。

ARRAY OBJECT($aObj;0)
OB SET($obj;"abc";123)
APPEND TO ARRAY($aObj;$obj)
OB SET($obj;"abc";999)
APPEND TO ARRAY($aObj;$obj)

とすると、$objも$aObj{1}も$aObj{2}も{"abc";999}になります。

同様に

ARRAY OBJECT($aObj;2)
OB SET($obj;"abc";123)
$aObj{1}:=$obj
OB SET($obj;"abc";999)
$aObj{2}:=$obj

としても、$objも$aObj{1}も$aObj{2}も{"abc";999}になります。ここが最初の記事と違う部分です。要素への追加の仕方が変わっても参照であることは変わりません。

ARRAY OBJECT($aObj;2)
OB SET($aObj{1};"abc";123)
OB SET($aObj{2};"abc";999)

このように、要素オブジェクトを直接修正した場合は、要素ごとに違ったインスタンスとなります。

ARRAY OBJECT($aObj;2)
OB SET($obj;"abc";123)
$aObj{1}:=OB Copy($obj)
OB SET($obj;"abc";999)
$aObj{2}:=OB Copy($obj)

明示的にインスタンスをコピーしても要素ごとに別のインスタンスになります。

配列のコピーも参照です。

ARRAY OBJECT($aObj;0)
OB SET($obj;"abc";123)
APPEND TO ARRAY($aObj;$obj)
OB SET($obj;"abc";999)
APPEND TO ARRAY($aObj;$obj)

COPY ARRAY($aObj;$aObj2)
OB SET($aObj2{2};"abc";888888)

とすると、配列$aObjの全要素、配列$aObj2の全要素、$objが全て{"abc":888888}となります。

ARRAY OBJECT($aObj;0)
OB SET($obj;"abc";123)
APPEND TO ARRAY($aObj;$obj)
OB SET($obj;"abc";999)
APPEND TO ARRAY($aObj;OB Copy($obj))

COPY ARRAY($aObj;$aObj2)
OB SET($aObj2{2};"abc";888888)

と、片方を別のインスタンスにすると、$aObjと$aObj2の1番目の要素は変化しません。

C_BLOB($myblob)
SET BLOB SIZE($myblob;0)
VARIABLE TO BLOB($aObj;$myblob*)

$off:=0
BLOB TO VRIABLE($myblob;$aObj2;$ff)

OB SET($aObj{2};"abc";888888)

というように、BLOBを使って配列をコピーした場合は、別のインスタンスになりますので、$aObj2{2}は変化しません。これは、VARIABLE TO BLOBでオブジェクトをBLOBに格納する場合は参照ではなくインスタンスをUTF8で文字列化して保存するためです。

 

 

○メソッドの引数も参照渡し

メソッドの引数も参照渡しです。

//subR($1)

C_OBJECT($1)
OB SET($1;"abc";8888)

というメソッドがあって

OB SET($obj;"abc";1)
subR($obj)

を実行すると、$objは{"abc":8888}となります。

呼び出し側でインスタンスがない変数を指定した場合は

CLEAR VARIABLE($obj)
subR($obj)

は、$objは未定義のままです。

$obj:=JSON Parse("{}")
subR($obj)

と空のオブジェクトを渡した場合は、期待どおり、{"abc";8888}となります。

 

 

○レコード中のオブジェクト

レコードのオブジェクトはカレントレコードだけがインスタンスとなります。

QUERY([Table];[Table]ID=10)
$obj:=[Table]Obj
OB SET($obj;"abc";8888)

とすると$objもカレントレコードの[Table]Objも{"abc":8888}です。SAVEすれば、レコードには{"abc":8888}が保存されます。SAVEを繰り返してもカレントレコードはアンロードされませんので参照は維持されます。

カレントレコードがアンロードされるとその時点で参照が切れて新しいインスタンスになります。

QUERY([Table];[Table]ID=10)
$obj:=[Table]Obj
UNLOAD RECORD([TABLE])
QUERY([Table];[Table]ID=10)
OB SET($obj;"abc";8888)

アンロードして同じレコードを再度カレントレコードにしても、参照が切れているので、カレントレコードは{"abc":8888}にはなりません。同様に

ALL RECORD([Table])
$obj:=[Table]Obj
NEXT RECORD([Table])
PREVIOUS RECORD([Table])
OB SET($obj;"abc";8888)

としてもレコードは変化しません。

ALL RECORD([Table])
SELECTION TO ARRAY([Table]Obj;$aObj)

というように、カレントセレクションをオブジェクト配列にコピーした場合、カレントレコードが自動的にアンロードされてしまいますので、レコードとの参照は切れて独自のインスタンスを保持することとなります。

 

 

 

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2017年3月16日 (木)

付箋にチャット機能もつけちゃいました。

今はチャットと言っても通じないかなぁ。LINEの様な機能といったほうがいいかな(笑)

付箋の情報はネットワークで接続されたすべてのコンピュータ共有されていますので、内容を修正すると、その付箋を表示しているすべてのコンピュータにその修正が反映されます。

ということは、ユニットと受付でLINEのように通信できるわけです。

とは言っても、LINEと同じインターフェースを作り込むのは少々面倒です。だからといって付箋のままでは、誰がどこに向けて言ってるのかをわからせるように書き込むのでは、実用的ではありません。

で、思いついて作ったのがチャット機能です。

チャット機能を有効にした付箋にはチャット用のボタンが表示されます。

20170316_190507_2

 

 

□チャット機能を有効にする。

チャット機能を有効にするには付箋右上の設定アイコンをクリックして設定画面を出して、

20170316_190433

種別」を「チャット」にします。

高さ」も「可変」にして、広い付箋にしたほうが使い勝手がよいでしょう。

OK」ボタンを押すと、チャット用のボタンが表示された付箋になります。

 

 

□使い方

チャットを始めるには「」ボタンを押します。

すると

20170316_190555_2

こんな感じに、自分の端末の名前とプロンプトが表示されてカーソルが表示されますので、本文を書きます。

本文を書いたら「TAB」キーを押すと、他のコンピュータの送信されます。(TABキー忘れないでね)

20170316_190745

受付でそれを読んで返答すると、

20170316_210544

このように表示されます。新しい通信文は一番上に追加される形式です。これは4Dのスクロールの仕様の関係でそうなっています。

なお、スクロールバーは付いていませんが、マウスカーソルが付箋内にある状態で、マウスのスクロールホイールを回すか、タッチパッドを2本指でスワイプすればスクロールできます。

この受付からの通信文は、受付側で「」ボタンを押して、続けて「了解」ボタンを押し、「TAB」キーで返事をしたものです。

この状態で、ユニット1でまた「」を押すと、1行目に「ユニット1:」と表示されます。明示的に受付を送信先に指定する場合、「>受」ボタンを押すことで、

20170316_190908

このように「>受付へ」という文が入ります。

>診」は「>診療へ」、「日付」は今日の日付(2017/3/17)、「時刻」は今の時間(18:23)が入ります。

日付は通信文中に使うというより、ログとして残す場合に、日付を記録しておくという意味合いで使うことを想定しています。

」はプルダウンメニューになっていて、

20170316_190949

リストから書き込む短文を選べます。

通信を送るときの「TAB」キーを押すのを忘れないでくださいね。

 

 

今のバージョンではボタンのカスタマイズはできませんが、プルダウンメニューのカスタマイズはできます。

カスタマイズは以下の手順で行ってください。

サーバーにて

ファイルメニュー → 総合情報

リストから、「保守

マスターメニュー → 短文

99000002 チャット」 をダブルクリックして開いて修正です。

20170316_212100修正後、クライアントは再接続するとダウンロードして修正が反映されます。

 

 

通信記録はそのまま付箋の内容として残ります。通信ログとして残しておくと、カルテとは違った患者さんの動向をつかめますので、消さないでおくといいかと思います。容量的には2GBまでのテキストを保存できますので、まぁ、足りないということはありませんので、バンバン使ってくださいね。

 


 

 

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2017年3月13日 (月)

電子カルテの付箋はこんなにすごい!ー検索機能を活用しようー

これまで説明してきたメモやブックマークといった付箋機能は現実の世界をシミュレートしたものですが、実は、本当にやりたかったことは別にあります。

それは「付箋の検索

googleを引き合いに出すまでもなく「検索」は世界を変えます。ってそんな大袈裟なものではないのですが(笑)

紙の付箋はカルテに貼るだけですが、電子カルテの付箋はメモ内容や他の条件で「探す」ことができます。

言葉で説明すると地味ぃ〜な機能ですが、私的にはめちゃくちゃ画期的な機能なのです。「付箋」ですから内容は自由に書き込めます。その内容を「キーワード」と考えると、好きなキーワードを設定して、それを対象に検索できるのです。

電子カルテですから、診療内容や病名での検索はできますが、いざやろうとすると結構面倒で難しいのが現状です。例えば、3mixで治療した症例を検索したいとか、前歯部のインプラントだけを検索したいとかですね。

さらに実際の臨床では、医学的な情報だけでなく、例えば、お中元をいただいたとか、だれかを紹介したとか、そういった情報を元にカルテを探したい時があります。一般的なレセコンではあらかじめこういった項目を入力するようにしておかないと検索できませんし、必要になったからといって追加されることはほぼありえません。

でも、付箋機能はそういったことが簡単にできるのです!!

う〜ん、言葉では伝わりにくいなぁ~(^_^;;
後で具体例をあげてみますね。今日はまずはその基本的な使い方を解説します。

 

 

付箋の検索するには「付箋一覧」画面を表示させます。

ファイルメニュー → 総合情報
リストから「付箋一覧」です。

 

□基本的な操作

20170312_101925

行をダブルクリックすると、その付箋が付いたカルテが開きます。ツールバーの「頭書」「カルテ」「病名」等のボタンを押すと、選択された付箋のカルテがその形式で開きます。

タイトル部分をクリックするとそのデータで順番を並び直します。

 

□検索

画面の上の部分で検索条件を設定します。

左のチェックボックスにチェックえを入れて、右側で条件を設定します。「検索」ボタンを押すと検索します。

例えば、「表示」にチェックをいれて条件を「非表示」にして「検索」を押すと

20170312_102342

このように「非表示」の付箋だけが表示されます。

今度は「内容」にチェックを入れてみましょう。内容の場合は、探す文言(キーワード)を入力します。そして、探す文言が文章と一致するか、あるいは最初か途中か最後に現れるかという条件を設定します。

例えば「お中元」を「含む」付箋を探すなら、次の画面のように設定して「検索」です。

20170312_102853

このように「お中元」という言葉を含む付箋が選ばれます。チャットの付箋には長い文章の途中にお中元という言葉が含まれています。

キーワード中にはワイルドカードの「@」(半角)が使えます。

 例えば、「お中元@2017」とすると、「お中元」と「2017」の間にどんな文字があってもヒットします。

20170312_102730

このように「お中元」で始まって、「お中元」と「2017」に間にスペースが存在する付箋が検索されました。

 

複数の条件をチェックした場合は、それらの条件は「AND(かつ)」で、結び付けられます。

条件のチェックをすべて外して検索すると最初に付箋一覧画面を表示した時と同じになります。

 

□より詳しい条件で検索

付箋一覧画面では4つの条件しか設定できませんが、もっと条件を増やして、あるいはもっと複雑な条件を設定して検索することもできます。

選択」メニューから「検索...」を選びます。

20170312_102912

検索ダイアログが開きます。

20170312_102924

このダイアログの詳しい使い方の説明は4Dのマニュアル(クエリエディタ )をご覧ください。

このダイアログを使う場合、フィールドの名前に注意してください。付箋のデータは「汎用データ」というテーブルに保存されているため、フィールド名と条件が違う名前になります。

次のように対応しています。

[汎用データ]Lp1 → 表示(表示:1 非表示:0)
[汎用データ]日付P1 → 登録日
[汎用データ]Lp2 → 登録時間(秒数)
[汎用データ]日付P2 → 修正日
[汎用データ]strP1 → タイトル
[汎用データ]strP2 → 種別
[汎用データ]textP1 → 内容

汎用データという名前からわかるようにいろいろなデータが含まれるテーブルです。付箋のデータは「[汎用データ]機能」フィールドが「付箋:付箋」のレコードです。

また、「[汎用データ]患者コード」フィールドが患者さんの識別コードになりますが、表示されている患者番号ではなく内部IDというものです。頭書の内部IDに表示されるコードです。この患者コードが10,000以下のものはシステムが内部的に使ってるデータですので、除外する必要があります。

ですので、検索時には常に

20170312_103437

この条件を付けるようにしてください。

全部の条件を「かつ」で結合する場合は、最初にこの条件を設定しても良いですが、「または」という結合を含む場合は、最後にこの条件を付けてください。

例えば、登録日を条件に検索する場合は、

20170312_103528

このような検索条件を設定して「クエリ」ボタンを押します。

20170312_103535

このように指定した「3/10」に登録された付箋が検索されます。

より複雑な検索条件も設定できるだけでなく、このクエリエディタを使うと、検索した履歴を参照したり、検索した条件を保存しておくこともできます。

毎回使うような検索条件は検索条件を保存しておくといいでしょう。

 


 

 

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2017年3月10日 (金)

付箋を使ってブックマークをしよう!!

ちょっとしたメモ書き用に付箋を使うのは今や一般的ですが、付箋の本来の使い方は「しおり」や「ブックマーク」として、本にペタペタ貼る方法ですね。

カルテメーカーの付箋にもこの機能を取り入れました。

20170310_162158_5

これは、「デンタル」と表示されている付箋のリンクアイコンをクリックした時の画面です。デンタルの付箋はこのデンタル写真にリンクされてブックマークとして機能します。

同じように

20170310_162401

これは「病名」の付箋をクリックした時の画面で、病名画面にリンクされています。

リンクアイコンは、リンクが設定された付箋の右上のところにマウスカーソルをもっていくと表示されます。

 

□リンク(ブックマーク)の設定方法

ブックマークには3種類あります。一つはカルテの表示形式に対して、2つ目は、カルテの特定の日付に対して、そして3つ目はカルテの特定の処置に対しての3つのリンクを設定できます。

 

1、カルテ画面をリンクする。

リンクを設定するには右上の設定アイコンをクリックして設定ダイアログを表示させます。

20170310_141633

ブックマークの項の「リンク」チェックボックスをチェックします。

20170310_141725

その横のポップアップメニューを押すとカルテの「表示」メニューと同じリストがでてきます。リンクさせたい画面を選んで(画像の例では病名)、「OK」ボタンで設定を保存します。

これで、このリンクを押すと病名画面が表示されるようになります。

 

2、カルテの特定の日にブックマーク

付箋をクリックした時にリンクした日付のカルテを表示させるには次のようにします。

まず、リンクする日を表示させて、その日付の適当な処置項目を選択状態にします。

20170310_142153

この例では2006/4/30を選んでいます。この状態で、設定アイコンを押して設定ダイアログを開きます。

20170310_142210

こうするとブックマークの日付の欄に選択した日付が入ります。

リンク」のチェックマークを付け、「2号用紙」を選び、「日付設定」のラジオボタンを選択します。OKボタンを押して設定を保存します。

この状態でリンクをクリックすると

20170310_142400

このように4/30日が表示されます。

日付欄は設定ダイアログで直接入力することもできます。ちなみに「00/00/00」を設定すると、2号用紙で直前に選択していた日付が選択されます。5/10を選んだ状態で、病名表示に切り替えて、付箋のリンクを押すと5/10が選択された状態で2号用紙に切り替わります。

 

3、特定の処置項目をリンクする

クリックした時に特定の処置、例えば、歯周検査とかパノラマ写真とかをブックマークする場合は次のようにします。

まずリンクする処置を選択します。

20170310_142845

この例の場合、口腔内所見を選んでいます。

この状態で、設定アイコンをクリックして設定ダイアログを表示させます。

20170310_142451

リンク」のチェックマークを付け、「2号用紙」を選び、今度は「処置設定」のラジオボタンを選択します。OKボタンを押して設定を保存します。

この状態でリンクをクリックすると

20170310_142524

今度は選択した口腔内所見が表示されます。

 

電子カルテはどうしても紙のカルテと違ってぱらぱらめくって、サッと必要なところを開くってことが不得意です。でも、このブックマーク機能をうまく使えば、大きなイベント(インプラント手術や、義歯の装着など)にブックマークを設定してすぐに見たりなんてことができるようになります。

 


 

 

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2017年3月 6日 (月)

電子カルテに付箋をつけられる!! 超便利

本にもノートにもディスプレイにも冷蔵庫にも、そしてカルテにもぺたぺた付箋を貼りまっくてる付箋中毒のみなさん!

お待たせしました!!!

カルテメーカーにも付箋機能をつけました。

20170306_91901

こんな感じにちょっとしたメモ書きをしたウインドウを追加できます。付箋はどこにでも配置できて、その場所を記録してありますので、カルテを開くと前と同じ場所に開きます。そんなわけで、実用はともかく

20170306_94637

こんな感じに貼り付けておくこともできます(笑)

なお、カルテとは別に記録された情報ですので、電子保存の対象にはなっていません。

付箋の追加も簡単。カルテ右下の「付箋」ボタンを押すと新しい付箋が追加されます。

20170306_92035

20170306_92149

あとは直接ここに文章を入力するだけです。でも、ちょっと使い方にコツがあります。

パレットタイプのウインドウなので、編集メニューが使えません。コピペのためのショートカットも使えません。でも、右クリックで編集メニューがでます。

20170306_141645

また、部位タイプパレットから直接に部位をいれられないのですが、ちょこっと改造しました。部位タイプパレットで書き込みボタンを押すと歯式がクリップボードにコピーされるようにしました。これで、

部位入力→書き込みボタン→付箋上で右クリック、ペースト

で歯式も入力できます。

20170306_141756

付箋は何枚でも追加できます。

付箋の色や大きさ、文字の大きさや色なども変更できます。変更するにはウインドウの右上にカーソルを持っていくと「設定」アイコンが表示されるので、それをクリックします。

20170306_91930

クリックすると設定ダイアログが表示されます。

20170306_91939

各設定項目について簡単な解説を

表示:このチェックを外すと表示されなくなります。見えなくなってどうするんだと疑問もあるかと思いますが、後で解説しますね。

タイトル:ウインドウのタイトルに表示する項目を管理します。患者番号、氏名はチェックの有無に従って表示、非表示を選びます。その後ろの文章がタイトルに表示されます。

種別:付箋の種類を設定します。基本的には検索しやすいようにするためのものですが、種類によっては(チャット)では特別な付箋になります。コンボボックスになってますので、通常はリストから選びますが、独自の種類を入力することもできます。リストはカスタマイズ可能です。
隣の「コピー」ボタンを押すと、種類をタイトルにコピーできます。

高さ:付箋の高さを設定します。およそ行数の単位です。4Dの仕様で手動でウインドウの大きさをある一定以上に小さくできないので、こんな感じになってます。

カラー:付箋の色です。7色はあらかじめ設定した色です。右端をクリックするとカラーピッカーが表示されますので、好きな色を選ぶことができます。

フォント:フォントはmacとwinで別々に設定します。サイズもそれぞれに設定です。フォントを空白にするとアプリケーションフォントが選ばれます。サイズを0にすると標準のサイズになります。
フォントカラーもあらかじめ用意した7色から選ぶか、右端をクリックしてカラーピッカーから選びます。
スタイルも変更できます。配置は標準が左寄せです。他に中央、右寄せにできます。

ブックマーク:ブックマーク・リンクの設定ですが、これは後述します。

付箋の内容はこの設定画面で入力できます。この画面では短文を選ぶことができます。

作成日:付箋を作成した日付と時刻です。

修正日:一応修正した日をいれるのですが、自動的に入力されるわけではないので、必要なら入力します。自分が決めた日付をいれてもかまいません。

OKボタンを押すと、設定が反映されます。

 

 

 

 

 付箋のクローズボタンを押すと、

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こんなダイアログが表示されます。

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一時非表示」を選ぶと付箋が閉じます。でも、これで閉じた時はもう一度カルテを開いた時には表示されます。とりあえず邪魔な時はこれで一時的に消せます。

非表示」を選ぶと設定ダイアログで表示のチェックを外した状態と同じで、表示されなくなりますが、付箋自体は記録されています。

削除」を選んだ場合は、付箋が削除されてしまいます。

一時非表示」にしたのをすぐに表示させるには、カルテ下の「付箋」ボタンの横の三角アイコンをクリックしてメニューを表示させて

20170306_92043

全表示」を選んでください。

全一時非表示」を選ぶと、全部の付箋を一度に消せます。

管理」を押すと、付箋の一覧が表示されます。

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「非表示」にした付箋もここに表示されます。

ダブルクリックすると設定画面が表示されますので、内容を確認できます。

付箋として表立って表示できないけどメモっておきたいことはこの「非表示」モードで記録しておけます。まぁ、患者さんに読まれたらまずいこともいろいろありますからね(笑)

設定で「表示」にチェックをつけるとまた普通に表示できるようになります。

他にもいろいろ機能はあるのですが、とりあえずここまで。

 


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2017年1月23日 (月)

歯式メーカーをアップデートしました!!

Shishiki_2

3年前に復刻した歯式メーカーですが、やっとアップデートしました。

Macの最新OSでは動かないとかインストールできないとかいろいろと問題があったのですが、なかなか着手できなくて、申し訳ない(^^;

今回のアップデートでは、まずは4Dのエンジンを最新のv15.3にアップしました。これで、正式にMacOSX10.12 Sierra、Win10に対応します。MacのRetineディスプレイにも対応しましたので見た目も綺麗になります。

機能的にはそれほど変わっていませんが、画像形式のSVGモードを追加してあります。SVGに対応しているグラフィックソフトが少ないので、直接の恩恵は少ないのですが、web用としては活躍するかと思います。

SVGモードで、かつHTMLを指定してコピーするとSVGタグのコードで歯式が表現されています。これをホームページ等のHTML文書中に埋め込むとコンパクトでかつ最高品質での表示となります。特にiPadやMacBookProなどのRetineディスプレイでサイトを見る場合、滲みのないとてもシャープな歯式が表示されます。

あと、Winでは縮小ウインドウでの表示ができなかったのですが、このバージョンからMacと同じように小さなウインドウにして操作できるようになりました。

以上、ぜひお試しください。

ダウンロード先:歯式メーカー

 

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2016年12月 9日 (金)

リコールでの注意点、実はこんな事もあります

前回の記事のコメントに葉書や電話で患者さんを呼んだ場合は査定されるとありましたが、このようなケースは実際にあるようです。

ということで、リコールする時の注意点を調べてまとめてみました。

 

 

連絡して来院した場合は初診にならない

コメントのケースです。コメント主さんがおっしゃられるように葉書や電話で患者さんを呼んだ場合は、診療が継続しているとみなされますので初診ではなく再診からになります。このためPの治療も前回からの継続になります。

継続ですので、SCやSRPが半分になったり、TFixや外科がまるまる査定されるなんていう事態にもなります。

リコールカードなんて普通に出していますよねぇ。でも厳密にはアウトなんです。

私も全部の患者さんを毎月リコールしているわけではないので出していますが、今のところ査定の経験はありません。ただ、一部の保険者は患者さんに直接、連絡の有無を確認しているケースもあるらしく査定の可能性は確かにあるようです。

個別指導の場では、いろいろ聞かれるようです。安易に回答してしまうとえらいことになりますので、頭の片隅にいれとくとよいでしょう。

 

 

アポイントを取ってると初診にならない

これも連絡した場合と同じです。

たとえ数ヶ月後という長期のアポイントでも、予約を入れている時点で治療が継続しているとみなされます。

 

 

主訴に注意

リコールで来院した時に、つい主訴に「検診希望」なんて書いちゃう時があるかと思いますが、アウトです。

「検診」は保険診療の対象ではありませんので、主訴に「検診希望」と書いた場合は再診どころか自費になってしまいます。

保険診療をするのであれば、主訴は疾病に関する患者さんの訴えを記載しましょう。

 

 

 

実日数1日では歯管が認められない

実日数が1日だと、歯管が査定される可能性があります。スケーリングを2回に分けるとか、1日で全額スケーリングで終了した場合でも必ず1、2週間後に検査をするとかして1日だけで治療を完了しないようにしましょう。

また歯管をとった以上、スケーリング後の検査は必須です。歯管は計画的な治療を算定要件にしていますので治療後は必ず評価をして治療の結果を判断しないといけません。

 

 

 

 □P病名をつけると初診にできない

P病名は慢性疾患なので、3ヶ月程度のリコール期間では初診にできないという見解の審査機関も結構あります。(というか、徐々に主流になってます。)

じゃ、どのくらいで初診か?というと明確な答えは残念ながらありません。ですが、保険診療では「半年」でとりあえず再治療できるというのが普通ですので、まぁ、半年空けば問題ないかと個人的には思ってます。

どうしても3、4ヶ月で初診をおこしたいのであれば、P病名でなくG病名でスケーリング等の処置をするほうがスマートです。

なお、G病名ではSRPをできないという取り扱いをしているところもありますので、ご注意ください。

 

 

 

自費PMTC後の保険診療

自費のPMTCをしていて、保険診療に切り替える際も注意が必要です。同月中に保険診療を開始する場合は、初診ではなく再診となります。

ただ、月が変わればOKかというと、そうでもないようで1ヶ月以内はダメとか3ヶ月はダメとかいろいろ事例はあるようです。あるケースではPMTCを自費の歯周治療とみなして、その後の保険診療のP関係の治療がすべて否認された事例があると聞いたことがあります。伝聞なので本当かどうかはわかりませんが。

自費から保険診療への切り替えの場合、PMTCに限らず、初診がとれない場合がありますので注意が必要です。

 

 

以上、リコールをする上での注意点でした。参考まで。

 


 

 

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2016年12月 5日 (月)

毎月リコールする場合の算定方法と点数比較、高点数はこれだ!!

前回のこの記事、「シンプルだけど必ず結果がでるリコール方法!! 」で毎月リコールする方法を紹介しました。

では、毎月リコールする場合、どのような算定方法があり、また具体的な点数はどうなのかをみていきましょう。

 

 

3ヶ月、6ヶ月でリコールする場合

比較として、3ヶ月あるいは半年でリコールする場合です。

リコールでは口腔内のチェックとスケーリングを実施するとします。

保険診療ですので、1日では完了できません。最低でも2日が必要ですので、このような感じになります。

20161204_180702

この場合、1回のリコールでの点数は1024点です。追加で衛生士指導等が算定できますが 、それは比較のため外してあります。

 

 

再SRP(PCur)で算定する

毎月リコールする場合のもっとも基本的な方法は、再SRPを繰り返すことです。

この方法は、基金でも正式に認められている方法でもあります。

審査情報提供事例 24歯周基本治療

取り扱い

 原則として、一連の歯周病治療終了後、一時的に病状が安定した状態にある患者に対し、再度のSRPを繰り返し一定間隔で行うことを認める。

具体的には、こんな感じになります。

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基本検査を毎月算定しても保険ルール的にはOKなのですが、検査は日付で1ヶ月開かないと50/100算定になりますので、毎月算定するとこれより低い点数になることがあります。

1回で算定できる再SRPの本数には制限はないのですが、先ほどの審査情報提供事例では

留意事項

 同一歯に対し、短期間で繰り返し実施される場合や連月にわたり全歯に実施される場合などについては、事例ごとに判断する必要があると思われる。

となっていますので、一度に全顎をSRPすると返戻や査定の対象となります。

この例では、月に7本のSRPを実施していますが、この場合、3ヶ月で1644点で、年で平均すると3ヶ月で1578点となり、月にほぼ500点となります。

実際のSRPの本数や部位は検査の結果に依存します。SRPの適応はガイドラインでは3mm以上のポケットとなっていますので、検査時の結果をふまえて計画を策定しそれを毎月実施するようにします。

カルテメーカーではP経過パレットで検査値と実施したSRPをチェックできます。

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この方法でのカルテ記載で注意する点は検査時の所見と計画の記載です。簡単でもいいので、ちゃんと書いておかないと指導等では全てのSRPを認められなくなる可能性があります。

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SPTで算定する

4mm以上のポケットが存在する場合は、SPTで算定することも可能です。

SPT自体の算定は3ヶ月に1度ですので、SPT算定月以外は歯管だけの算定となります。

20161205_01052

この場合、3ヶ月で1286点となります。検査を基本検査にした場合は1086点になります。

点数的にはSPTで算定する場合と、3ヶ月ごとに普通にリコールする場合とほとんど変わりはありません。その割に毎月同じような処置をしているのに3ヶ月一度だけ高点数になるので、実施前に点数的な変動を説明しておかないと患者さんの不信感を招きやすいので注意が必要です。

でもSPTは、歯周外科を実施した後であれば、毎月算定できます。この場合、上記の例の一月目の906点を繰り返すことになります。この場合3ヶ月で2718点となります。

検査に関しては、必要に応じて行うとなっていますので、毎月実施しなくとも良いので906点と506点の月がでてくるような算定も可能です。一月おきに算定した場合、3ヶ月で平均して2118点となります。

個人的な感触としては、SPTでの算定は制約が大きいのと自由度が少ないのであまりお勧めできません。

ただし、ガイドライン的には、歯周外科を実施した後の歯周検査の後は再SRPはできない取り扱いになっていますので、それを厳密に守ってる県ではSPTしか選択肢がない場合もありますので、注意が必要です。

 

 

まとめ

1、3ヶ月ごとのリコール  1回につき1024点

2、再SRPで算定 3ヶ月で1578点(毎月7本SRPの場合)

3、SPT外科なし 3ヶ月で1286点

4、SPT外科後 3ヶ月で2718点(検査を減らした場合、2118点)

毎月リコールする場合の点数は上記のような感じになります。これ以外の点数としては衛生士指導や義歯指導等を毎月算定可能です。

衛生士指導を算定する場合は、時間に十分に注意しましょう。指導の時間が15分以上と決められていますし、実施時刻も残りますので、指導をしてかつ処置をする時間を考慮して算定しないと指導等の場面で困ることがおきます。時間的にタイトな場合はあえて算定しない工夫も必要です。

 


 

 

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