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2016年12月 5日 (月)

毎月リコールする場合の算定方法と点数比較、高点数はこれだ!!

前回のこの記事、「シンプルだけど必ず結果がでるリコール方法!! 」で毎月リコールする方法を紹介しました。

では、毎月リコールする場合、どのような算定方法があり、また具体的な点数はどうなのかをみていきましょう。

 

 

3ヶ月、6ヶ月でリコールする場合

比較として、3ヶ月あるいは半年でリコールする場合です。

リコールでは口腔内のチェックとスケーリングを実施するとします。

保険診療ですので、1日では完了できません。最低でも2日が必要ですので、このような感じになります。

20161204_180702

この場合、1回のリコールでの点数は1024点です。追加で衛生士指導等が算定できますが 、それは比較のため外してあります。

 

 

再SRP(PCur)で算定する

毎月リコールする場合のもっとも基本的な方法は、再SRPを繰り返すことです。

この方法は、基金でも正式に認められている方法でもあります。

審査情報提供事例 24歯周基本治療

取り扱い

 原則として、一連の歯周病治療終了後、一時的に病状が安定した状態にある患者に対し、再度のSRPを繰り返し一定間隔で行うことを認める。

具体的には、こんな感じになります。

20161204_181721

基本検査を毎月算定しても保険ルール的にはOKなのですが、検査は日付で1ヶ月開かないと50/100算定になりますので、毎月算定するとこれより低い点数になることがあります。

1回で算定できる再SRPの本数には制限はないのですが、先ほどの審査情報提供事例では

留意事項

 同一歯に対し、短期間で繰り返し実施される場合や連月にわたり全歯に実施される場合などについては、事例ごとに判断する必要があると思われる。

となっていますので、一度に全顎をSRPすると返戻や査定の対象となります。

この例では、月に7本のSRPを実施していますが、この場合、3ヶ月で1644点で、年で平均すると3ヶ月で1578点となり、月にほぼ500点となります。

実際のSRPの本数や部位は検査の結果に依存します。SRPの適応はガイドラインでは3mm以上のポケットとなっていますので、検査時の結果をふまえて計画を策定しそれを毎月実施するようにします。

カルテメーカーではP経過パレットで検査値と実施したSRPをチェックできます。

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この方法でのカルテ記載で注意する点は検査時の所見と計画の記載です。簡単でもいいので、ちゃんと書いておかないと指導等では全てのSRPを認められなくなる可能性があります。

20161204_194925

 

 

SPTで算定する

4mm以上のポケットが存在する場合は、SPTで算定することも可能です。

SPT自体の算定は3ヶ月に1度ですので、SPT算定月以外は歯管だけの算定となります。

20161205_01052

この場合、3ヶ月で1286点となります。検査を基本検査にした場合は1086点になります。

点数的にはSPTで算定する場合と、3ヶ月ごとに普通にリコールする場合とほとんど変わりはありません。その割に毎月同じような処置をしているのに3ヶ月一度だけ高点数になるので、実施前に点数的な変動を説明しておかないと患者さんの不信感を招きやすいので注意が必要です。

でもSPTは、歯周外科を実施した後であれば、毎月算定できます。この場合、上記の例の一月目の906点を繰り返すことになります。この場合3ヶ月で2718点となります。

検査に関しては、必要に応じて行うとなっていますので、毎月実施しなくとも良いので906点と506点の月がでてくるような算定も可能です。一月おきに算定した場合、3ヶ月で平均して2118点となります。

個人的な感触としては、SPTでの算定は制約が大きいのと自由度が少ないのであまりお勧めできません。

ただし、ガイドライン的には、歯周外科を実施した後の歯周検査の後は再SRPはできない取り扱いになっていますので、それを厳密に守ってる県ではSPTしか選択肢がない場合もありますので、注意が必要です。

 

 

まとめ

1、3ヶ月ごとのリコール  1回につき1024点

2、再SRPで算定 3ヶ月で1578点(毎月7本SRPの場合)

3、SPT外科なし 3ヶ月で1286点

4、SPT外科後 3ヶ月で2718点(検査を減らした場合、2118点)

毎月リコールする場合の点数は上記のような感じになります。これ以外の点数としては衛生士指導や義歯指導等を毎月算定可能です。

衛生士指導を算定する場合は、時間に十分に注意しましょう。指導の時間が15分以上と決められていますし、実施時刻も残りますので、指導をしてかつ処置をする時間を考慮して算定しないと指導等の場面で困ることがおきます。時間的にタイトな場合はあえて算定しない工夫も必要です。

 


 

 

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コメント

3か月・6か月ごとのリコールでは、医療機関から葉書や電話で患者を呼んでいる場合には、治癒せず診療を継続する意志があるとみなされて、査定されてしまうと思います。
(初診料⇒再診料、除石⇒2回目以降の除石)
このときには1024点にもなりません。
患者が自主的に来院するように教育して成果が上がれば、こちらから呼ばなくても予約を取るために連絡してきます。

投稿: | 2016年12月 5日 (月) 13時08分

コメントありがとうございます。
そのような事例があるようですね。そこで、注意点みたいな事を纏めてみました。

投稿: | 2016年12月 9日 (金) 14時21分

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