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2016年11月

2016年11月25日 (金)

シンプルだけど必ず結果がでるリコール方法!!

リコールってどのくらいの間隔で行ってますか?

3ヶ月、4ヶ月、半年というのが一般的でしょう。

では、そのリコールの月に、ちゃんと患者さんが来院していますか?あるいは、リコールハガキを出した時にちゃんと患者さんがきていますか?

あまり芳しくないなぁと感じていませんか?

3ヶ月後にリコールと言っても、半年ぐらいしてきたり、結局痛くなってからきたりという場合が多いのではないでしょうか?

でも、リコールには来ないけど、痛くなると来るのですから医院が嫌になったからというわけではないんですよね。多くの場合、リコールに来ないのは単に忘れてたり面倒に思うからというごくごく単純な理由です。

リコール率を上げることが、患者さんにとっては口腔機能の維持に大きく役に立つし、医院の経営を安定させることはわかっていてもなかなか思うように上がらないのも、また事実です。

ネットをちょっと検索すると、リコール率を向上させるための効果的なホームページの作成方法とか、リコールハガキの工夫とかいろいろとありますが、どれも効果があるようには思えません。

ということで、効果的なリコール方法をここで伝授しましょう。それもすぐに実行できることです。

それは、

 

リコールは月に1回にする!!

 

リコールを毎月ってことは、自費のPMTCを勧めるってこと?

と早合点する方もいるかと思いますが、口腔ケアだけに月に5千円とかを継続してだしていただける患者さんはごく限られています。そもそも、保険医療では「予防」はカバーしないということを本当に理解している方は稀で、なんで同じ医院にきて治療と同じことをしているのに自費なのかと疑問に思う方が圧倒的に多いものです。

でも「予防」には保険診療が適用されないけど「治療」なら保険で対応できます。そして、保険診療の範囲で(採算をとりつつ)毎月患者さんを来院させることは十分に可能です。ただしP病名がついている場合に限りますが、成人で歯科を受診される患者さんであれば程度の差はあれ歯周病に罹患していますので、十分に対応可能と考えていいでしょう。

 

歯周病は慢性疾患

歯周病は慢性疾患で生活習慣病でもあります。生活習慣病といえば糖尿病、高血圧などが代表的です。これらの病気は一度発症すると通常、主治医のところに定期的に通って検査と投薬を一生涯続けることになります。

歯周病も骨や歯肉のレベルが完全に元の状態に戻ったり、セルフケアだけで進行を完全に止めることはできません。ならば糖尿病や高血圧と同じように一生涯治療を継続する疾患として扱っても何の問題もありません。むしろそれこそが歯周病だけでなく口腔機能を維持するのに必要なアプローチだといえます。

毎月リコールする場合は、この歯周病の治療を「治癒」としないで継続した状態のままにします。再初診をおこすことなく、ずーっと再診のままで治療を継続するようにするのです。

大層なことを言った割にやることはシンプルですし、実践されている医院も多いかと思います。もし、まだ試したことがないのであれば以下の記事を読んでぜひやってみてくださいね。

 

初診がおきないことへの不安

でも、歯科の場合、初診がおきないことへの漠然とした不安があります。

1、初診にしないと治療に様々な制限がでる。
2、初診があると、過去の治療の記録がリセットされるよう気がする。
3、初診の点数が高くてそれがないのが惜しい、あるいは初診にしないと点数が低い。

1は以前は確かにいろいろと制限がありましたが、現在の制度では初診がないからといって治療に制限があるわけではありません、初診の有無に関わらず歯冠補綴は2年、他の治療は半年程度で再治療が可能です。

2も幻想です。電子レセプトでは初診の有無の関わらず常に過去のレセプトが縦覧されています。決してリセットされるわけではありません。逆にP病名がついていて3ヶ月ごとに毎回初診を算定していると返戻の対象となります。

3も確かに初診は再診の5倍ですし、歯周関係は1/2の点数になりますので、一見点数が低くなるようになりますが、来院する頻度やそれ以外のメリットを考えると再診で継続したほうが結果として点数は高くなります。

 

リコールを習慣化する

物事を継続して続けるには習慣化ということが必要です。3ヶ月や半年に1回という行事は間隔があきすぎていて習慣にはなりにくいです。でもこれが毎月だとぎりぎり習慣として定着が可能です。毎月美容室に行くとか病院で薬をもらうとかと同じような感覚ですね。

特に高齢者の場合、内科や整形外科、あるいはデイケアなど定期的に行ってるうちの一つとして歯科に来てもらうことで習慣化してもらうことがとても容易です。3ヶ月に一度だと忘れてしまう場合でも毎月となると忘れずに継続して通っていただけます。

また、毎月リコールするわけですから、リコールは通常のアポイントと同じです。3ヶ月後の予約は難しいですが1ヶ月後の予約なら普通に決めることができます。普通の予約でOKですのでリコールハガキを出す必要もありません。

 

リコールを何で算定するのか

基本的には歯周病の治療を継続しているので「再SRP」で算定することとなります。

  • 毎回の指導は「歯管」と「衛生士指導」
  • 検査は「歯周検査(基本あるいは精密)」
  • 超音波スケーラーでのポケット内の洗浄は「P基処」
  • PMTCは「機械的歯面清掃」
  • 炎症部分のSC、SRPは「再SRP」

これらを個々の処置で算定するか、「SPT」でまとめて算定します。

再SRPで請求するとしても、やはりそこは保険診療ですから守るべきルールがあります。注意する部分の解説や、算定するにあたってカルテメーカーを使うことで便利になる点など、具体的な点数や算定方法の解説は後ほどブログにまとめます。

 

リコールで大切なこと

毎月のリコールは、増患のためのアプローチとしてとても効果的です。患者数が増える、点数も増えるという目に見える成果は大事ですが、それよりも大切なことがあると思うようになってます。

その一つは「お話し」です。毎回毎回同じ刷掃指導ばかりでは間違いなく飽きられてしまいます。ですので、それ以外のお話しをすることを心がけます。歯科のニュース的な話題でもいいですし、自費治療の話しを織り込んだりすることも効果的です。すぐには効果はでないですが、ここで蒔いた種は数年後に必ず咲きます。ホームページに綺麗な自費の写真と解説を書くより遥かに効果的です。

そして何より大事なのは、なんとなく相性が合わないような患者さんは必ず途中で脱落していきますので、脱落せずに1年に12回も続けて通ってきてる患者さんとは相性も良くストレスがない治療が行えるということです。

健康的な歯科医師ライフを続けるにはこれが一番大切なことです。


 

 

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2016年11月15日 (火)

新機能! P経過パレット 治療経過をビジュアルに表示。

新機能「P経過パレット」を実装しました!!!

とは言っても実は、カルテの表示形式としてすでに実装されていた「P経過」表示をパレットで別ウインドウに常時表示させておくようにしただけという。。。(手抜きwww

いやいや、パレット用には根本から作り直しが必要なんで決して手抜きではないですよ(爆)

まぁ、細かいことは置いといて。

パレットとして独立させたことは大正解でした。数日使ってみましたが、めちゃ便利です。

もともとは、長い経過の患者さんで再SRPを繰り返すようなパターンで診療している場合に、次に行うSRPの位置や歯周検査の時期を的確に判断する必要があって開発した機能です。

20161115_92031

こんなようなパレットです。部位ごとにどんな処置がいつ行われたかをグラフィカルに表示します。歯周検査の結果も表示されているので、次にどのような処置を行えば良いかもすぐに判断できます。

20161115_92030

こんな感じに私はカルテの右側に表示させていますが、パレットですのでお好きなところに配置してください。最前面のカルテの情報を表示しますので、複数のカルテを開いている場合は、ウインドウを切り替えるとそれに応じて内容が変わっていきます。

20161115_92046

左上の「C」のチェックをつけると、P以外の処置(充填とか印象とか)を表示します。「P」のチェックを消すとP以外の処置だけが表示されます。見たい履歴情報を絞ることで全体の経過を把握しやすくなります。

実はP経過といいつつそれ以外の経過も表示できるので「P経過パレット」というのは間違いといえば間違いなのですが、最初に書いたようにPの経過管理が最初の目的だったものでそんな名前のままになってます(笑)

20161115_92056

「経過」のチェックをつけると来院の状況をビジュアルに見ることができます。しばらく通ってないなぁなんてことが実感として感じされるようになります。

20161115_92113

検査の行をダブルクリックすると検査結果を別パレットで表示します。精密検査などの詳細な検査結果もこれで簡単にアクセスすることができます。

20161115_92144

それ以外の行をダブルクリックすると、その処置が含まれる日のカルテを表示します。P経過パレットをカルテの目次のように使うことができるんですね。

経過を一目に把握することができるので便利ですよ!

 


 

 

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