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2016年4月12日 (火)

オンラインで返戻分を再請求してみました。

カルテメーカーではオンラインで返戻分を再請求する機能を今年の2月に実装しました。ユーザーの先生からは無事再請求できましたという報告を受けていたのですが、自分ではここのところ返戻がなくて試す機会がありませんでした。

そして、めでたく(?)今月、返戻がありましたので早速試してみました。

オンラインで請求した場合、返戻は紙に印刷したものと電子レセプト形式の両方で行われます。届くタイミングもほぼ同じです。

Img_4293m_2

オンラインで再請求できないレセコンの場合は、この紙レセプトを直接修正して従来通り請求書を添付して実物を基金や連合会に直接あるいは郵送する必要がありました。

オンラインで再請求の場合は、通常のオンラインの請求と同じようにレセコン上で仕事を完結できます。ではそのやり方をみていきましょう。

紙のレセプトが届く頃、オンラインのサイト上にも返戻分がアップロードされます。オンライン請求画面の「返戻レセプト」ボタンを押すと「当月分」と「再審査分」という2つのボタンが展開されます。
「当月分」は一次返戻レセプトというもので、審査機関(支払基金や国保連合会)の審査過程で返戻となったもので主に内容に不備がある場合の返戻です。
「再審査分」は審査機関での審査で問題なく保険者に送られた後で保険者が申し立てた内容での返戻で、主に資格関係での返戻となります。

今回は社保で2件、国保で1件の返戻がありました。社保は再審査分の返戻です。

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「ダウンロード」ボタンを押すと返戻電子レセプトがダウンロードされます。
ファイルの名前は一次返戻分は「RECEIPTS.HEN」再審査分は「RECEIPTS.SAH」に固定されています。月が変わってもファイル名は変わりませんので、古い月の返戻レセプトと混同しないように注意しましょう。

なお、返戻レセプトは月が変わると翌月に返戻がなくても削除されてしまいますので、アップロードされたら忘れずにダウンロードして保存するようにしましょう。

ダウンロードされたファイルをカルテメーカーに取り込みます。

カルテメーカーを起動し、総合情報→レセプト一覧でレセプト一覧画面を表示します。
返戻レセプトの処理は一般レセプトの集計後でも集計前でも大丈夫です。
画面下中央あたりの「返戻読込」ボタンを押すと通常のファイルオープンダイアログが表示されますので、ダウンロードした「RECEIPTS.HEN」あるいは「RECEIPTS.SAH」を選択して読込みます。社保、国保で当月に複数のファイルがある場合、その数だけボタンを押してファイルを読込んでください。
なお、同じファイルを読込むと二重に登録されてしまいます。その場合は読みこんだレセプトを個々に削除してください。(複数選んで、更新メニューから「削除」でまとめて削除もできます。)

無事読込まれるとこのような感じでリストに表示されます。分類が「一次」あるいは「再審」となっているのが返戻レセプトです。

R1

返戻分のレセプトをダブルクリックして開くと空のレセプトが表示されます。返戻レセプトの場合、左側に返戻理由等が表示されます。

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返戻理由の上に「再請求レセプト」と表示されたプルダウンメニューがあります。これをプレスすると

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こんな感じにメニューが開きます。「再請求レセプト」はこれから発行する修正後のレセプトです。「返戻レセプト」は今回の返戻の対象となったレセプトの内容が表示されます。「履歴〜」は過去の返戻レセプトです。返戻は医療機関と審査機関そして保険者の間で複数回やり取りされる場合がありますが、その度に修正されたレセプトの履歴が記録されていますので、その中から見たいレセプトを表示することができます。

「返戻レセプト」を選んで表示させた画面です。今回は資格関係ですので保険者番号や記号番号の部分を確認して必要なら修正します。
「カルテ参照」を押すとカルテ画面が表示されますので、そこで修正しましょう。

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この患者さんは社保に加入しているのに国保に請求していました。
この場合、社保に請求しなおさないといけません。請求先の審査機関が変更になる場合は返戻処理ではなく新しいレセプトを作成します。
請求する月が変わっていますので、月遅れ処理で新しいレセプトを発行します。カルテ画面に変えて頭書きに画面にし、保険証情報を修正します。2号用紙画面に切り替えて、スペシャルメニューからレセプト発行を選択します。
表示されたダイアログで月遅れのレセプトを再発行します。返戻された診療月が2月ですので、対象は2月、請求は3月分として発行します。

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返戻レセプトは削除してもいいですし、そのままでもかまいません。再請求レセプトが空白のままであれば、電子レセプトのファイルには含まれません。

社保も資格関係でしたが、こちらは続柄の間違いと生年月日のミスでしたので返戻処理を行います。

先程を同じようにダブルクリックして開き、理由と内容を確認したら、カルテ参照でカルテを開き、修正します。
資格関係なので、頭書きを修正しました。

修正が終わったら、レセプト画面に切り替えて「レセ再発行」ボタンを押します。
再集計が終わるとプレビューが表示されます。内容を確認し、問題があればカルテの修正と「レセ再発行」を繰り返して正しいレセプトに修正します。摘要欄へのコメント追加などはカルテ画面で摘要を入力することでレセプトに反映させます。
このあたりの操作は通常のレセプトと変わるところはありません。

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返戻処理を終わりにし、一般レセプトも発行するとこのような一覧画面となります。

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返戻分と通常分が混ざった状態になっています。請求時は両方が混ざった状態で請求用のRECEIPTS.UKEファイルを作成しますので、このままで大丈夫です。

あとは通常通り「電レセ【社保】発行」「電レセ【国保】発行」ボタンを押してファイルを作成します。

オンライン請求の仕方は通常のレセプトと全く変わりありません。いつもの通り送信、請求をします。

返戻分を含んだ電子レセプトを送信した時はこのように返戻分の件数がカッコの中に表示されますので、その件数を必ず確認するようにしてください。

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今回自分の分としては初めての経験でしたが、いや〜これは便利です。自画自賛ですけど(笑)でもホントに請求書をわざわざ印刷して編綴して、それを持って行くなんていう手間が一切いらないのがこんなに楽だとは。オンラインのありがたみを改めて実感しました。

媒体請求でもいいですが、やはりオンライン請求が便利ですよ!

カルテメーカー・ホームページ

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