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2016年4月

2016年4月16日 (土)

プレビュー画面のリニューアル

新しいプレビュー画面が一応完成。まだ細かいところはできていませんが、大筋は完成です。

背景のレセプトレイアウトを4DのオブジェクトからPNGの画像に変えたので凄く軽くなりサクサク編集が進みました。やっぱり時々はリファクタリングしないとダメですね。

ただリファクタリングって、時々無性にしたくなるのですがそんな時は決まって忙しい時です。試験勉強の時になると決まって部屋を片付けたくなるのとまったく同じことなんでよねぇ。
そんなわけで、やりたい時のリファクタリングはしてはいけないというのはソフト開発の鉄則です(笑)

これが平成28年度版のプレビュー画面です。まだ座標データとレセプトの集計機能を修正していないので表示はおかしいです。

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このレセプトのレイアウトの画像はFireAlpacaというペイント系ソフトで作成しています。

20160416_195320

昔はSuperPaintというドロー系とペイント系が一緒になった便利なグラフィックソフトを使っていたのですが、いつの頃か開発が止まってしまいしかたなく他のソフトを使うようになりました。

今はペイント系はこのFireAlpaca、ドロー系はOmniGraffleを使っています。

印刷用のレイアウトや今回のプレビュー用のレイアウトは最初の頃はドロー系のソフトを使っていました。でも、MacとWinが混在したりするとドロー系は環境によって微妙に違う画像になってしいますし、解像度のよってはぼやけて使い物にならなくなってしまうんですね。

その点、ペイント系はビットマップですのでどの環境でもそのまま表示されるので、混在環境に適してます。でも解像度に依存しますので、画面用、印刷用と別々に用意しないといけません。
少々手間ではありますが、最終的な仕上がりの良さを優先したいので、その辺りは手を抜かずに作っています。

こちらは、ドロー系のOmniGraffleの作業画面です。こちらで文字を作り、コピーしてFireAlpacaにペーストすると解像度に応じてラスタライズしてくれます。

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ちなみにフォトショとイラレは使いません。キッパリ

だって、高いんだもの(笑)

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2016年4月15日 (金)

プレビュー画面が作れないorz

印刷用のレイアウトができたので、今度はプレビュー用の画面の修正をはじました。

これは3月までのプレビュー画面、これを4月からの新形式に対応させていきます。古いレセプトのプレビューも必要ですから、これを残しつつ新しいフォームを追加していきます。

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でも、修正をはじめるといきなりフリーズ。

昨年度のフォームをコピーして新しいページにペーストするのですが、ペースト処理が完了しません。
どうもフォームの登録しているオブジェクトが多すぎるようです。

4Dでフォームを作る場合、ボタンやフィールドなどのパーツ(オブジェクト)を追加していきます。背景となるラインやボックス、スタティックテキストなどもオブジェクトです。

このプレビュー画面は電子レセプトに対応した2009年頃に作ったものがベースでレセプトの背景となる枠線や文字をすべて4Dのオブジェクトで生成しています。このためプレビューの1ページを構成するオブジェクトの数が数百、いえ1000近くあると思うのです。(自分でもよくがんばったと思うw)

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一度元となるページができればあとはコピペと一部修正で更新できるので、例年それで対応してきました。でも2年に一度、Mac用とWin用に別のページを作り、それに加えて修正用のページも登録してということを繰り返したため、1つのフォームに登録されてオブジェクトの数が膨大な数に膨れ上がってしまったんですねえ。一応4Dではフォームに登録するオブジェクトの数の制限はないとされていますが、万単位のオブジェクトはやはり負担が大きすぎるようです。

ということで、この方法はやめて根本的にプレビュー部分を作り直すことになりました。背景のレイアウトは画像で作ることにして大幅にオブジェクトを減らす予定です。

というわけで、診療の合間にシコシコとFireAlpacaでドットを打つ地道な作業を続けています。まったく何の修行をしているのだろうか...。

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2016年4月14日 (木)

H28年度版レセプト用紙ができました。

28年度点数改定への対応は、まだ終わりません。

4月の作業は新しいレセプトへの対応です。オンライン請求用の記録条件仕様もやっと今日発表されました。大きな変更はないのですが施設基準のコード等がこの記録条件仕様がないとわからないもので、でるのを待ってました。

そして、もう一つの山が、新しいレセプト用紙への対応です。

オンラインになったので印刷レセプトはもう必要ないはずなのですが、返戻の印刷や保険会社への提出用などのために残念ながら廃止というわけにはいきません。そして、実はこの作業が一番面倒くさいんです。

オーバーレイ用のレイアウトをグラフィックソフトで作成し、それを取込んでプレビュー用の画面レイアウトを作成、そしてそのレイアウトの合わせて処置項目の座標データの変更というめちゃくちゃ細かくて面倒な作業が待ってます。

今日はその最初の作業、印刷用のレイアウト(用紙)の作成です。困ったことに例年以上に手間がかかりました。

というのも、いつも版下をお願いしていた印刷所がもう電算用のレセプト用紙を生産しないということになって(当然ですけどね)下書きがない状態ではじめないといけなくなりました。

というわけで、手書きレセプト用紙と記載要領を参考に1日かけてレイアウトを完成させました。

それがこちら!

2016p

いや毎回のことではありますが大変です。もう電子レセプトが標準なんですから、紙ベースも医科のレセプトと同じようなリスト形式でいいんじゃないかって思うんですよねぇ。

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2016年4月12日 (火)

オンラインで返戻分を再請求してみました。

カルテメーカーではオンラインで返戻分を再請求する機能を今年の2月に実装しました。ユーザーの先生からは無事再請求できましたという報告を受けていたのですが、自分ではここのところ返戻がなくて試す機会がありませんでした。

そして、めでたく(?)今月、返戻がありましたので早速試してみました。

オンラインで請求した場合、返戻は紙に印刷したものと電子レセプト形式の両方で行われます。届くタイミングもほぼ同じです。

Img_4293m_2

オンラインで再請求できないレセコンの場合は、この紙レセプトを直接修正して従来通り請求書を添付して実物を基金や連合会に直接あるいは郵送する必要がありました。

オンラインで再請求の場合は、通常のオンラインの請求と同じようにレセコン上で仕事を完結できます。ではそのやり方をみていきましょう。

紙のレセプトが届く頃、オンラインのサイト上にも返戻分がアップロードされます。オンライン請求画面の「返戻レセプト」ボタンを押すと「当月分」と「再審査分」という2つのボタンが展開されます。
「当月分」は一次返戻レセプトというもので、審査機関(支払基金や国保連合会)の審査過程で返戻となったもので主に内容に不備がある場合の返戻です。
「再審査分」は審査機関での審査で問題なく保険者に送られた後で保険者が申し立てた内容での返戻で、主に資格関係での返戻となります。

今回は社保で2件、国保で1件の返戻がありました。社保は再審査分の返戻です。

On2

「ダウンロード」ボタンを押すと返戻電子レセプトがダウンロードされます。
ファイルの名前は一次返戻分は「RECEIPTS.HEN」再審査分は「RECEIPTS.SAH」に固定されています。月が変わってもファイル名は変わりませんので、古い月の返戻レセプトと混同しないように注意しましょう。

なお、返戻レセプトは月が変わると翌月に返戻がなくても削除されてしまいますので、アップロードされたら忘れずにダウンロードして保存するようにしましょう。

ダウンロードされたファイルをカルテメーカーに取り込みます。

カルテメーカーを起動し、総合情報→レセプト一覧でレセプト一覧画面を表示します。
返戻レセプトの処理は一般レセプトの集計後でも集計前でも大丈夫です。
画面下中央あたりの「返戻読込」ボタンを押すと通常のファイルオープンダイアログが表示されますので、ダウンロードした「RECEIPTS.HEN」あるいは「RECEIPTS.SAH」を選択して読込みます。社保、国保で当月に複数のファイルがある場合、その数だけボタンを押してファイルを読込んでください。
なお、同じファイルを読込むと二重に登録されてしまいます。その場合は読みこんだレセプトを個々に削除してください。(複数選んで、更新メニューから「削除」でまとめて削除もできます。)

無事読込まれるとこのような感じでリストに表示されます。分類が「一次」あるいは「再審」となっているのが返戻レセプトです。

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返戻分のレセプトをダブルクリックして開くと空のレセプトが表示されます。返戻レセプトの場合、左側に返戻理由等が表示されます。

Rr1

返戻理由の上に「再請求レセプト」と表示されたプルダウンメニューがあります。これをプレスすると

Ss1

こんな感じにメニューが開きます。「再請求レセプト」はこれから発行する修正後のレセプトです。「返戻レセプト」は今回の返戻の対象となったレセプトの内容が表示されます。「履歴〜」は過去の返戻レセプトです。返戻は医療機関と審査機関そして保険者の間で複数回やり取りされる場合がありますが、その度に修正されたレセプトの履歴が記録されていますので、その中から見たいレセプトを表示することができます。

「返戻レセプト」を選んで表示させた画面です。今回は資格関係ですので保険者番号や記号番号の部分を確認して必要なら修正します。
「カルテ参照」を押すとカルテ画面が表示されますので、そこで修正しましょう。

Rr4

この患者さんは社保に加入しているのに国保に請求していました。
この場合、社保に請求しなおさないといけません。請求先の審査機関が変更になる場合は返戻処理ではなく新しいレセプトを作成します。
請求する月が変わっていますので、月遅れ処理で新しいレセプトを発行します。カルテ画面に変えて頭書きに画面にし、保険証情報を修正します。2号用紙画面に切り替えて、スペシャルメニューからレセプト発行を選択します。
表示されたダイアログで月遅れのレセプトを再発行します。返戻された診療月が2月ですので、対象は2月、請求は3月分として発行します。

Ss3

返戻レセプトは削除してもいいですし、そのままでもかまいません。再請求レセプトが空白のままであれば、電子レセプトのファイルには含まれません。

社保も資格関係でしたが、こちらは続柄の間違いと生年月日のミスでしたので返戻処理を行います。

先程を同じようにダブルクリックして開き、理由と内容を確認したら、カルテ参照でカルテを開き、修正します。
資格関係なので、頭書きを修正しました。

修正が終わったら、レセプト画面に切り替えて「レセ再発行」ボタンを押します。
再集計が終わるとプレビューが表示されます。内容を確認し、問題があればカルテの修正と「レセ再発行」を繰り返して正しいレセプトに修正します。摘要欄へのコメント追加などはカルテ画面で摘要を入力することでレセプトに反映させます。
このあたりの操作は通常のレセプトと変わるところはありません。

Rr2

返戻処理を終わりにし、一般レセプトも発行するとこのような一覧画面となります。

Rre

返戻分と通常分が混ざった状態になっています。請求時は両方が混ざった状態で請求用のRECEIPTS.UKEファイルを作成しますので、このままで大丈夫です。

あとは通常通り「電レセ【社保】発行」「電レセ【国保】発行」ボタンを押してファイルを作成します。

オンライン請求の仕方は通常のレセプトと全く変わりありません。いつもの通り送信、請求をします。

返戻分を含んだ電子レセプトを送信した時はこのように返戻分の件数がカッコの中に表示されますので、その件数を必ず確認するようにしてください。

On1

今回自分の分としては初めての経験でしたが、いや〜これは便利です。自画自賛ですけど(笑)でもホントに請求書をわざわざ印刷して編綴して、それを持って行くなんていう手間が一切いらないのがこんなに楽だとは。オンラインのありがたみを改めて実感しました。

媒体請求でもいいですが、やはりオンライン請求が便利ですよ!

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2016年4月 8日 (金)

外来後発医薬品使用体制加算をとってますか?

今回の改定の特徴は、追加された施設基準の多さではないでしょうか。プラス改定とはいえ、それを算定するには施設基準というスキルを獲得しなくちゃいけない。なんか出来の悪いRPGをプレーしているような気にもなってきます。

そんななか、「か強診」のような派手に点数が高くなるけど異様に高いスキルの施設基準の中で、ひっそりと追加された「外来後発医薬品使用体制加算」ってご存知ですか?

簡単にいうと、後発医薬品をたくさん処方している医療機関はちょっとだけ点数を高くしますよっていうものです。

施設基準の主要な部分はこんな感じです。

(1) 診療所であって、薬剤部門又は薬剤師が後発医薬品の品質、安全性、安定供給体制等の情報を収集・評価し、その結果を踏まえ後発医薬品の採用を決定する体制が整備されていること。
(2) 当該保険医療機関において調剤した後発医薬品のある先発医薬品及び後発医薬品について、当該薬剤を合算した使用薬剤の薬価(薬価基準)別表に規定する規格単位ごとに数えた数量(以下「規格単位数量」という。)に占める後発医薬品の規格単位数量の割合が、外来後発医薬品使用体制加算1にあっては70%以上、外来後発医薬品使用体制加算2にあっては60%以上70%未満であること。
(3) 当該保険医療機関において調剤した薬剤((4)に掲げる医薬品を除く。)の規格単位数量に占める後発医薬品のある先発医薬品及び後発医薬品を合算した規格単位数量の割合が50%以上であること。

処方した薬のうち7割以上が後発医薬品であれば、「外来後発医薬品使用体制加算1」の4点を、6割から7割であれば、「外来後発医薬品使用体制加算2」の3点を毎回の処方に加点できます。たかが4点されど4点で年間の処方数を考えれば結構な加算となります。

今はジェネリックの種類も多く供給も安定しているので選択に困るってこともなくなっていますし、昨年度の実績でこの基準をクリアしている医療機関も多いんじゃないでしょうか。それなら申請しないと損です。

申請の添付書類はこちらです。

20160408_132625

過去3ヶ月分の後発医薬品の処方実績の記入が求められています。

カットオフ値というのが耳慣れない言葉ですが、全医薬品の中で後発医薬品が存在する薬剤の割合のことです。要は、ジェネリックが存在しないような真新しい薬を半分以上使ってる場合はダメってことですね。

実績の6割というのは、後発医薬品が存在する薬剤の中で、実際に後発医薬品を使った割合ですので歯科なら抗生剤をジェネリックに変えるだけでほぼクリアできるはずです。

ただ、この実績をカルテから拾おうとするとかなり面倒なことになります。

でも安心してください。履いてます(笑)じゃない、カルテメーカーなら簡単です。

一発で表示してくれます。とはいっても実はユーザーの先生から要望がありまして一晩で作った機能です。

カルテメーカーホームページ

ファイルメニュー→総合情報。リストから「外来医薬品」を選ぶだけでこのような集計結果を表示します。

20160408_132513

内容を添付書類に転帰すればOKです。

実績はこれで大丈夫でしょうが、気になるのが2の欄の「後発医薬品の使用を促進するための体制の整備」の項目でしょう。これは施設基準の(1)に対応するものですが、この欄の記入以外に。次のような説明が追加されています。

[記載上の注意]
1 後発医薬品の採用について検討を行う委員会等の名称、目的、構成員の職種・氏名等、検討する内容、開催回数等を記載した概要を添付すること。

これを読むと「委員会?!、構成員?!大病院じゃないといけないじゃない?」なんて思ってしまいハードルが一気に上がった感じがしますよね。

というわけで厚生局に電話して聞いてみました。

結論から言いますとハードル低いです。
定期的に開催するミーティングのようなものが開催されていればOKということですが、書類上はそれなりに整備されていることが必要です。

まず前提として診療所内に薬剤管理部門があって、そこで薬品を管理していること。

委員会の名称は注意にもあるように「外来後発医薬品の管理、採用についての検討委員会」なんて感じでよいそうです。構成員に薬剤師が入ってる必要はないそうですので、例えば

委員長 歯科医師 矢嶋研一
委員  薬剤管理責任者 田中花子

というような感じでよさそうです。

開催回数は実績みたいですが今後の予定でも良さそうです。第1月曜日に開催とか毎週火曜日に開催という感じですね。

情報を入手する手順は、製薬会社のホームページ、書籍、論文等からの情報収集、プロパーからの紹介等が書いてあればよいそうです。

この施設基準は今年はじまったばかりで基準の基準のようなものはできていないようですので、申請後、厚生局のほうから不足部分等があれば電話等で問合せが入るそうです。ちゃんと委員会を開きますよってことがわかるように受け応えできれば、問題無くクリアできるでょう。

ジェネリックを処方している先生、頑張って申請してみてください。

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